壬申の乱の経緯を追って13 それぞれに進軍
日本書紀には7月8日の記事はありません。
しかし、その後の展開を見ると、この日も、淡海方面、倭方面それぞれに動きがあったものと考えられます。
淡海方面では、息長の横河で勝利をおさめた大海人軍が、敗走する淡海軍を追って南下しています。
倭方面では、乃楽山で敗退した大伴吹負が、救援のために紀阿閇麻呂から派遣された置始兎軍と墨坂で合流します。
そして、河内にいる淡海軍と戦うべく西に向かいます。
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