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2023年6月13日 (火)

昨日は乙巳の変

 1日遅れになってしまいましたが、昨日6月12日は蘇我入鹿が殺害された日なのですね。
 恥ずかしながらツイッターで知りました。
 ま、1日遅れとはいいながら、今日6月13日は蝦夷が討たれて蘇我本宗家が滅亡した日ですから、良いかと思います。

 多武峰縁起絵巻の入鹿殺害の場面。
Itsushi01
 首チョンパですねぇ。
 生々しい絵です。描かれたのは江戸時代初期だそうで、服装などは平安時代風です。
 胴体側の切断面に頸骨が描かれているあたり、まだ戦国時代からそんなに経っていないからでしょうか。

 飛鳥寺西方の入鹿の首塚。
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 平成18年(2006)9月の撮影です。
 花が供えてありました。
 背後に広がっているのが槻木の広場。
 その奥に見える丘は甘樫丘で、ここに蘇我氏の邸宅がありました。

 蘇我氏邸宅の発掘現場。
Itsushi03
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 平成17年(2005)12月の撮影です。
 もう20年近く経ってしまいました。

 発掘主体は奈良国立文化財研究所です。
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コメント

この談山神社の絵巻は、本当にリアルですよね。
おっしゃるように、つい最近まで戦国を過ごしてきた人たちにとって、これが当たり前なんでしょうが…

このまえ、久々に「ゴジラ」を見ました。最初のやつです。
ゴジラに襲われ廃墟となった東京の街を、つい10年ほど前焼け野原になった東京の街と重ね見た人も多かったのでしょうね。

三友亭主人さん

 コメントをありがとうございます。

 この絵、本当に生々しいですよね。
 本当に、戦国時代からそうほど遠からぬ頃だと、こんな感じになってしまうのでしょうね。

 赤穂事件でも、関ヶ原から100年ですね。その後大坂の陣もありましたし、島原の乱もありましたし。

 ゴジラの第一作は昭和30年前後でしたっけ。
 仰るとおり、焼け野原となった東京の街を重ね合わせてみた人も多かったでしょうね。

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