『牧野万葉植物図鑑』(北隆館)
牧野富太郎が晩年、『万葉植物図譜』を構想し、序文まで書いていながら、実現せずに亡くなったのだそうです。
そこで、牧野博士の意思を出来るだけ生かす形で、『牧野万葉植物図鑑』が刊行されました。
版元は、牧野博士の植物図鑑を多数刊行している北隆館です。
箱の裏側。
裏側の帯に主旨が分かりやすく書かれています。
刊行されたのは昨年の11月です。大分前ですが、今頃知りました。
帯にある「万葉植物目録」の「あさがほ」には桔梗とあるそうです。
某アマゾンで購入する時、税込価格が14,300円ということで、「えっ!」と思ったものの、ここのところ毎日朝ドラの「らんまん」を見て感動している身としては、これも何かのご縁と思ってポチってしまいました。
迷っても、大体買う方に結論してしまうあたり、ちょろい客です。
また本が増えます。(^_^;
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これは,すごいですね。
現役の時だったら,私も買ったかもしれません。うらやましい。
牧野万葉植物図鑑。裏表紙は,ハギの花。すばらしい。
投稿: 萩さん | 2023年6月19日 (月) 06時59分
萩さん
コメントをありがとうございます。
中身を見ると、やはり細密な絵に圧倒されます。
今さらながら、ただ者ではない(失礼!)なぁと感じます。
投稿: 玉村の源さん | 2023年6月19日 (月) 07時51分