『英雄百人一首』(3)
一昨日、昨日の続きの『英雄百人一首』です。
引き続き、見開きページに着目しています。
平敦盛と熊谷直実。
これも、一ノ谷合戦で有名なエピソードのある2人ですね。
そういえば、鎌倉殿には熊谷直実は登場しませんでした。
源義経と静。
これまた著名な2人です。
静の歌は「吉野山 はなのしら雪 ふみわけて 入にし人の 跡ぞ恋しき」とあります。
私は、2句目は「峰の白雪」と憶えていました。
この2人は組合せとしてはよく納得できますけれども、静は英雄か?という思いはあります。
頼朝の面前で、堂々と義経を慕う歌をうたい、舞を舞ったという点が評価されたのかもしれません。
佐藤継信と忠信の佐藤兄弟。
奥州からずっと義経のために尽した兄弟ですね。
曽我祐成と時致の曽我兄弟。
これも著名な兄弟です。
100人の中には、私の好きな楠公さん親子も入っています。
あとは、平将門、平清盛、源頼朝、畠山重忠、梶原景時、新田義貞、などなど。
私の全く知らない人も入っています。
あ、北条時政と北条泰時は入っているのですが、義時はいません。
こしろう……。
もう1回くらいあるかもしれませんし、今回で終わりにするかもしれません。
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