『家の光』昭和26年10月号
ネットオークションに『家の光』の昭和26年10月号が出ていましたので、落札してしまいました。
なぜ買ったのかというと、私の生まれたのがその年・月だからです。←年齢が分かる←何を今さら
自分が生まれた頃の世相など、そんなことに興味があります。
『家の光』というのは、農家を主な対象にした雑誌ですね。
農業関係の記事が多いです。
巻頭には折り込みのカラー口絵があります。
下の欄外に「新しき出発」とあり、左上には「講和」と書いた提灯が下がっています。
「新しき出発」と「講和」の意味は裏面を見ると分かります。
裏面はこのようになっています。
右側の文章の部分を拡大します。
第二次世界大戦の対日講和会議ですね。
日本の戦争が終わった昭和20年8月から6年を経ての講和会議です。
この講和会議を経て、日本も連合軍の占領から解放されることになります。
私が生まれたのはそんな時代なのでした。
私は戦後の生まれ、20世紀の後半生まれです。
ざっくり言えば、20世紀後半生まれの人は、全部私と同世代。
日本の吉田茂全権の他に4人の全権の顔写真が載っています。
そのうちアメリカのダレスと、ソ連のグロムイコの名には聞き覚えがあります。
生まれたばかりの私が知っているわけはありませんので、私がもっと大きくなった頃まで、この2人は活躍していたのだと思います。
この雑誌、あちこち読んでみようと思っています。
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