禅語カルタ「だるま」
このようなものを見つけたので、興味が湧いて購入しました。
奥付です。
平成20年に花園大学の禅的教育研究室が企画製作したものです。
枚数は、絵札・字札それぞれ100枚です。
そのうちの3組。
字札が読み札で、絵札が取り札なのでしょうね。
1組目や2組目は簡単です。一番簡単かも知れません。
3組目は、絵札の意味はよく分かりますけど、読み手は「心頭滅却」の前の「安禅は……」から読み上げるわけですから、取り手は戸惑いそうです。
もう3組。
こちらも1枚目は読み札の後半が取り札になっていますので、取り手はやはり戸惑いましょう。
また、内容的には「無一物中無尽蔵」の方が主で、後半はその例示ですので、取り札は前半を描くべきかと思います。←それは超難解。(^_^;
2枚目・3枚目は難解ですね。「まくもうぞう」「もつしょうせき」と読み上げられて、これらの札を取れと言われても。
解説冊子が付いています。
このかるたは、かるたの形を取ってはいますが、実際には見て楽しむものではないかと思います。
かるたとして遊ぶには難解すぎます。
ま、だからこそ、ハードルは高くても、かるたとして遊べば勉強になるかもしれません。
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