「般ニャ心経」絵文字類聚(2)
一昨日の「「般ニャ心経」絵文字類聚(1)」の続きです。
「しゅー」「しゅう」。
1行目はシュークリームを手に喜んでいるねこさん。ねこの毛色や表情も違いますし、持っている手も左右あります。
2行目は殺虫剤か何かを噴霧しています。これも左右。
最後に「臭」。音読ですね。
「しき」。
まずは指揮者。これもねこの種類や向きに種類があります。
そして、四季が2種類。
「はら」。
お腹を出しているねこ。これも、種類や向きに何種か。
2行目は大の字です。
そして、同じ大の字でも3行目は空中と大。
そして、最後のは巨大化したねこ。
物陰シリーズ。
1行目は、「家政婦は見た」風の物陰から覗いている「みった」と「みた」。
2行目は「じー」。「みた」とは目の細さが異なります。
上から4つ目は襖から姿を現しています。戸ですね。
最後は、下から上に姿を現している「にょー」。
1回だけ登場する絵文字から。
1行目は仏教関係の語です。お経なので当然とも言えますが、必ずしも原義通りではありません。たとえば下から2つ目は「焼香」ではなく「声香」です。
2行目以下は仏教関係以外です。
1番上の天童よしみが傑作です。これも、本来の文字は「顛倒」です。
3行目の1番上の文字は当然ながら「猫」ですねぇ。
上から2つ目はフェルメール。3つ目はローマの「真実の口」。
4行目の1番上は特売の「特」か「お得」の「得」かのどちらか。原文では「得」です。
同じ「とく」でも上から2つ目は「解く」という動詞。
上から3つ目は「去った」という動詞+助動詞です。
上から4つ目は猫が馬を「どう、どう」となだめています。猫が馬をなだめているというのも妙におかしいです。
もうもう、発想が自由自在で楽しいです。
まだ終わりません。(3)に続きます。
« 体重変化(R3.8~R5.2)&PV推移 | トップページ | 今日はうさぎの日 »
「文字・言語」カテゴリの記事
- 明治26年の『赤穂義士真筆帖』(2)(2024.09.16)
- 明治26年の『赤穂義士真筆帖』(2024.09.11)
- 「新(しん)じいらんど」(2024.09.07)
- 明治3年の『絵入智慧の環 二編上』(4)(2024.09.06)
- ウオルト・デズニイの『ぴいたあ・ぱん』(2024.08.26)
「民俗・宗教」カテゴリの記事
- 宮川禎一氏『鳥獣戯画のヒミツ』(淡交社)(2024.09.21)
- 大人の図鑑シール(仏像)(2024.09.20)
- 『ならら』最新号の特集は「超 国宝」(2024.08.31)
- 昭和12年頃の善光寺鳥瞰図(2024.08.29)
- 「日本全国郷土玩具かるた」(2024.05.14)
「猫」カテゴリの記事
- 招き猫の日2024(2024.09.29)
- お寺のねこ(令和6年秋彼岸)(2024.09.26)
- なめ猫4体(2024.09.10)
- まほろば11周年&世界ねこの日(2024.08.08)
- 跳び箱ネコ(2024.08.05)
コメント