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2023年1月25日 (水)

昭和54年の両毛線全通90周年記念入場券

 テツではないのですが、こういうものを買ってしまいました。
S54ryomo90a
 明治22年に両毛線が全通したのを記念する記念入場券で、全部で5枚入っています。
 渋川の家から前橋、伊勢崎、桐生、足利などに行くときにお世話になりました。
 あ、岩宿遺跡や真田父子別れの犬伏に行ったときにも。
 そんなことで、両毛線には愛着があります。

 1枚目と2枚目。
S54ryomo90b
 上は両毛線開業当時のSL。
 下はD51形式のSL。デゴイチですね。

 3枚目と4枚目。
S54ryomo90c
 上は利根川に架かる橋(利根川橋梁)と萩原朔太郎の詩。
 下は双六に描かれた前橋八幡宮(右)と現在の前橋八幡宮(左)。
 この双六というのは「上野小山両毛高崎間鉄道案内廻リ双六」(長い)で、この記念入場券のパッケージの表紙にも使われています。

 4枚目の記念入場券の双六の部分のアップです。
S54ryomo90d
 サイコロの6の目が出ると桐生駅に「送行」することになります。
 「送行」には「アトモドリ」というルビが付いています。
 アガリは上野駅ですので、前橋駅から桐生駅へ行くのはアトモドリになります。
 「送行」自体にアトモドリの意味があるわけではなく、この部分での1回限りのものでしょうね。

 5枚目。
S54ryomo90e
 昭和2年(1927)に改築された昭和54年(1979)現在の前橋駅舎。
 築52年ということになります。
 この駅舎、今も同じでしょうかね。ぱっと見、同じように思えるのですが、今は電車に乗るときに階段を上りますので、多分変わっていると思います。

 入場券の部分には、54.11.20の日付が入っています。
 「発売当日1回限り有効」とありますので、もう無効です。
 料金も100円です。今は入場券の値段も変わってしまいましたね。

 楽しい記念入場券です。

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