「かわいい魚屋さん」の端布
「かわいい魚屋さん」の端布を入手しました。
人絹で、サイズは36.5cm×80cmほどです。
これが1単位になります。
「まゝごと あそびの」「こんちは (お魚い)かゞでしょ」「かわいゝ か(わい)い」という文字があります。
童謡「かわいい魚屋さん」をテーマにした端布ですね。
この童謡は昭和13年にレコードになったそうですので、この端布はそれ以後のものということになりますが、そこまで古くはなさそうです。
さしたる根拠はありませんが、昭和20年代か30年代くらいではないかと思います。
この絵がメインでしょうね。
童謡の2番の歌詞に「てんびんかついで どっこいしょ」、
3番の歌詞に「ねじりはちまき はっぴ着て」「大だい小だいに たこにさば」とあるのに準拠して描かれています。
こんなことを書いては野暮ですけど、ままごと遊びで魚屋さんに扮するのに、こんなに本格的な小道具を揃えるのは難しいと思います。
これは、ままごと遊びをしている子供の頭の中の姿でしょうかね。
ああ、野暮です。(^_^;
魚屋さんの足元に子犬が描かれていますが、歌詞には子犬は登場しません。
この端布のオリジナルキャラクターです。
次の絵。
これもままごと遊びです。
左側のおかっぱの子は女の子でしょう。
この絵にも子犬が登場しています。
男の子に頭を押さえつけられているような。
3枚目の絵。
これも女の子でしょうね。
お料理中のようです。
包丁が本身のようです。危ない。
いろいろとケチを付けましたが、見ていて楽しい端布です。
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