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2022年7月17日 (日)

『尚古鎧色一覧』

 ネットオークションでこのような本を入手しました。
Gaishoku01
 上下2冊です。
 ググってみると、天保5年(1834)の刊行とのことです。

 表紙をめくると、裏表紙は白紙で、遊び紙もなく、左ページからいきなり本文が始まっています。
Gaishoku02
 冒頭は白糸威です。
 出雲国の日御碕神社に所蔵されている旨の記載があります。

 次の見開き。
Gaishoku03
 紫色系の縅が並んでいます。

 その次の見開き。
Gaishoku04
 こちらには紅系の縅が並んでいます。

 こんな感じで、全く同じように続いて行きます。
 縅の名称にはふりがなが付いていて、ところどころに出典も記載してあります。

 鎧の大袖の色目は『国語便覧』などにカラーで載っていそうですが、大袖の色目、子供の頃から大好きです。
 楽しい本を入手できました。

 下巻の最後はこのようになっています。
Gaishoku05
 上巻の冒頭と同じく、これまたあっさりとした終わり方です。
 本来は天保5年の跋が付いているはずなのですが、それはカットされてしまったようです。

 奥付もあっさりとしたもので、いつの版か分かりません。
 ただ、「京都市」とあります。京都市の市制施行は明治22年(1889)ですので、それ以降の刊行ということになります。

 子供の頃から、鎧兜や刀剣が好きでした。
 近年、刀剣女子が流行りのようですけど、私の方が60年早いです。(^_^)

 甲胄や刀剣は美しい形をしていますが、あれは機能性を追求していった結果、機能美を備えた面もありましょう。
 しかし、鎧の縅の色は機能美とは関係ありませんね。どんな色でも良いわけですから。
 鎧が美しいのは、美しく着飾りたいという思い、活躍ぶりをアピールしたいという思いによるものなのでしょうね。

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