「しまち(市町)」という読み
今日、NHKの「首都圏ネットワーク」を仕事をしながら見ていたら、「しまち」という言葉が聞こえてきました。
初めて聞く言葉でしたので、「へ?」と思って画面を見たら、「市町」でした。
なるほどです。
通常通り「しちょう」と発音すると、「市長」「市庁」「支庁」などと紛れる可能性があるので、日常的にそう呼んでいるのでしょう。
「ばけがく(化学)」や「いちりつ(市立)」と同類ですね。
神奈川県庁だけの読み方なのか、もっと広くお役所では一般的な読み方なのか、興味があります。
紛らわしい同音異義語、多いですね。
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私は,しまち・・・当然だと思っていましたよ。
投稿: 萩さん | 2022年6月22日 (水) 07時33分
萩さん
コメントをありがとうございます。
萩さんは「しまち」を普通にお使いになりますか。
私は、そもそも「市町」を声に出して(心の中でも)読んだことがありませんでした。
「市町村(しちょうそん)」はありますし、「町村(ちょうそん)」も、「町村合併(ちょうそんがっぺい)」などの形でなじんでいましたが、「市町」はどうも。
投稿: 玉村の源さん | 2022年6月22日 (水) 09時35分
しまち,違和感はありますね。
でも,公務員だったので,会合で良く聞きました。
東三河には,豊根村がありますが
愛知県には,あと飛島村ぐらい・・・・。
その村が含まれていない地域の会合では
市町村ではなく,しまちを使っているという印象でした。
投稿: 萩さん | 2022年6月22日 (水) 18時45分
萩さん
コメントをありがとうございます。
萩さんもやはり「しまち」に違和感を抱いていらっしゃるのでしたか。
会合でよく耳にされたということは、神奈川県だけでなく、愛知県でも使われていたのですね。
愛知県と違って、群馬県にはまだ村がいくつかありますので、それで「市町村」を使うことが多いのかもしれませんね。
投稿: 玉村の源さん | 2022年6月22日 (水) 19時55分