秋本吉徳先生ご逝去
秋本吉徳先生が今年の4月21日に逝去された旨、塩沢一平先生の昨日のフェイスブックとツイッターとで知りました。
思いもよらないことでした。
秋本先生は昭和22年10月のお生まれとのことですので、享年74となります。
秋本先生に初めてお目に掛かったのは、昭和59年に清泉女子大学の非常勤講師として採用していただいた時でした。
授業が終わると、先生の研究室にお邪魔して、お話を伺ったりしました。
以後、途中に2回の短期中断を挟みながら、清泉女子大学には平成23年までお世話になりました。
最後の年度には、履修生が院生1名しかいなかったので、授業には秋本先生の研究室を使わせていただきました。
「会議などで部屋にはいないから」とのことでしたが、部屋にいらっしゃらなかったのは月に2回ほどでした。
それ以外の時には、先生がお部屋にいらっしゃる中で授業をすることになりました。
イヤでした。(^_^; 先生は、極力口を出されないようにしていらしたと思いますが、時折、口を挟まれ、院生そっちのけで話に耽ることになりました。←議論ではありません。
清泉の非常勤を辞めてからも年賀状の交換はしていただきました。
今年も御賀状を頂き、端正で美しい文字には何の変わりもありませんでしたのに。
その御賀状の絵です。
虎の上にいる魚は金魚ではなくて、鯛でしょうねぇ。
改めて眺めたのですが、意味を読み取れませんでした。「めでたい」の鯛でいいのでしょうね。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
【追記】
最初、秋本先生の生年を昭和21年、享年を75と書きましたが、蜂矢真郷先生から、それは違うのではないかとのご指摘をいただき、改めて調べたところ、お生まれは昭和22年でした。従って、享年は74となります。
蜂矢先生に御礼申し上げますとともに、記事を訂正致しました。
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