「名所江戸百景」のうち「猿わか町よるの景」
このような浮世絵を入手しました。
歌川広重の「名所江戸百景」のうち「猿わか町よるの景」です。
初めて浮世絵を買いました。(^_^)
初刷りなどといった古い刷りではなく、明治以降の新しい刷りと思います。
ネットオークションの収集品が、端布に続き浮世絵にまで広がりそうな。(^_^;
いえ、素敵な風景だなと思いまして。
広い通りを大きな満月が照らしています。
特にお祭りなどの行事が行われているというわけではなく、普通の日のように見えます。
満月で明るいので、多くの人々が街に繰り出しているという感じでしょうか。
月は実際にはこんなに大きくはないのでしょうが、感覚的には大きく見えることがありますね。
道路の右下付近のアップ。
白い犬がいます。子犬も3匹います。
子犬の右側のおねえさん、子犬を見る目が冷たいような。(^_^;
子犬、かわいいのに。
左側にはあんまさんのような人が歩いています。
影が丁寧に描かれていて、月の明るさがよく分かります。
子犬のアップ。
あんまりアップになっていません。かわいいです。
2階から3人の人が見下ろしています。
子犬を見ているのでしょうか。
どんな部屋なのかよく分かりません。
窓の縦のサンが部屋の境目というわけではないのだと思いますが、どうなのでしょう。
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