「萬葉百首 絵かるた」(3)
「萬葉百首 絵かるた」の絵札の整理はまだ途中ですので、中間発表です。
絵札は、1回目に2枚だけアップしましたが、改めて別の5枚を載せます。
鹿を描いた札が2枚あります。鹿、好きなもので。(^_^)
さて、これらの絵札を見ると、札の右下や左下に1文字の符号のようなものが書いてあります。
アップにします。
絵を担当したのは、箱の表紙の記載に依れば、
安田靫彦
前田青邨
野田九浦
小林古径
平福百穂
の5人の画伯です。
これと絵札の文字を突き合わせてみると、「九」は野田九浦、「古」は小林古径でしょう。
「せ」は前田青邨と考えられます。「ゆ」は安田靫彦でしょうか。
そうすると、消去法で、「ふ」の上に半円が付いたようなのは平福百穂となりそうです。「ふ」のようなのは、「ひらふく」の「ふ」でしょうかね。
それぞれの枚数は、今のところ、「古」が20枚、「九」と「せ」が各19枚、「ゆ」が17枚、不明が5枚です。
不明というのは、文字がないのと、文字が読めないのとです。
たぶん、5人の画伯それぞれに均等に20枚ずつなのだと思います。不明5枚の解明が期待されます。←人ごとのように。(^_^)
絵札の検討は続きます。
« クリスマスパフェ | トップページ | 奈良旅手帖2022 »
「文化・芸術」カテゴリの記事
- 宇都宮でしもつかれ博(2023.01.29)
- 平城宮大極殿彩色壁画(2023.01.10)
- Suica×鳥獣戯画クリアファイル(2022.12.22)
- 昭和6年の「名流花形大写真帖」(4)(2022.11.20)
- 昭和6年の「名流花形大写真帖」(3)(2022.11.19)
「かるた」カテゴリの記事
- 「ニコニコかるた」(2022.12.28)
- 切り絵・郷土かるた「わたしたちの島根」(2022.11.27)
- 「童謡かるた」(2022.11.14)
- 未裁断の「おとぎかるた」(2022.08.31)
- 「奥の細道」かるた(2022.07.29)
「万葉集」カテゴリの記事
- 温古堂本元暦校本万葉集(2023.01.19)
- 「倭歌」をめぐって(2022.11.02)
- 「倭歌」木簡の記事(まとめ)(2022.11.01)
- 『国語と国文学』最新号は上代特集(2022.10.25)
- 澤瀉先生ご逝去の折(2022.10.24)
コメント