古葉略類聚抄の複製&スーパーのバカ女
愛用しているネットオークションに古葉略類聚抄の複製が出ていました。
恥ずかしながら、古葉略類聚抄の複製があること自体を知りませんでした。
万葉学者じゃないので、仕方ないかも。(^_^;
大正12年の発行です。この年の9月には関東大震災が起きていますので、震災で焼けてしまったものもあったことでしょう。
1000円スタートでしたので、躊躇なく入札しました。
これが、終了日の昨日の夜、価格がどんどん上がってゆきました。
さて、どこまで追随するか。
古葉略類聚抄は鎌倉時代のもので貴重な写本とは思います。
古書相場を知りたいと思い、「日本の古本屋」にアクセスしましたが、この本は載っていませんでした。稀覯書なのかもしれません。
しかし、校本万葉集の校異では「以下、主文ヲ訓交ジリニ書ケリ」でしたっけ、そういう意味の記述が目立ったことが思い浮かびます。
また、排列が元の万葉集通りではないので、歌番号索引がないと大変に使いづらいです。
そんなこともあって、この写本の価値と、私がこの複製にいくらまで出す意味があるか、という事は別問題です。
ということで、総合的に判断して、割と早目に撤退してしまいました。
その後もどんどん上がります。最終的には2人の競りになりました。
どちらもなかなか引かなかったのですが、遂に決着しました。
18万円を超えました。入札履歴141件です。
この2人、どういう人でしょうね。
この本の古書価は18万どころではなくて、もっと高価なのを知っていて競っていたのか。
あるいは万葉集の研究者で、どうしても入手したかったのか。
または、万葉文化館や、万葉歴史館のような公的機関なのか。
でも、ネットオークションでの落札だと、公的機関は会計処理が厄介かも。また、この両館、既にお持ちかもしれません。
タイトル後半の「バカ女」ですが、いえ、大したことではありません。
いつものスーパーのレジに並んでいたら、前に並んでいた中年前くらいの女が支払いの時に、延々と財布の中をあさっています。
財布の中には大量の紙が。どうやら、この日に有効なポイントラッキー券を探しているようです。
ちょうどスーパーのレジが混み合っている時間で、普段はレジは1人なのに2人制になっていましたし、それでも結構レジ待ちのお客さんの列ができていました。
どうしてそういう状況に配慮しないのか。腹立たしいことです。
つい、腹立ち紛れに「いいかげんにしろよ!」と怒鳴りつけてしまいました。知らない人に。(^_^;
腹立ち紛れだったので、結構な大声が出ました。
普段は温厚なのですが、本質は短気です。(^_^;
いえ、私なんぞ、買い物に行く時点で、カードとその日のポイントラッキー券を持って出ます。
レジでサイフをゴソゴソなんて、あり得ません。
混んでいる時にそういう配慮を全くしない振る舞い(というか、頭の中身)に腹が立ちました。
大人げないことでした。
全く関連のない話を2つ詰め込んでしまいました。
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