『万葉異説〔増補版〕』間宮厚司氏
同門の友人である間宮厚司氏(法政大学文学部教授)から新著が送られて来ました。
書名は『万葉異説 歌ことばへの誘い〔増補版〕』(森話社)です。
内容は帯にこのように書かれています。
目次を見て頂く方が具体的に分かっていただけると思います。
万葉集の訓について、国語学の側から厳格に考察していて、とても勉強になります。
高度な内容でありながら、文章はですます調で読みやすいです。
まえがきページの片隅に、間宮氏の似顔絵が載っています。
ゼミ生さんが描いてくれたのだそうです。
よく似ています。
人気のほどが偲ばれます。
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これは面白そうですね。
私にもなんとか読めそうな感じだし…
どの話をとっても、いちどは挑戦してみたいなあなんて思いながら、校本やら注釈書を見ては怖気づいてしまった覚えがあります。
投稿: 三友亭主人 | 2021年9月 8日 (水) 21時53分
三友亭主人さん
コメントをありがとうございます。
ほんと、著名な難訓歌が取り上げられていますものね。
面白いと思います。
ぜひぜひ。
投稿: 玉村の源さん | 2021年9月 8日 (水) 22時07分
興味深いですねえ。
勉強不足のせいで、こういう難訓歌に挑むような文章にはあまりお目にかかっていないような気がするので…こりゃあ、ぽちっとしてしまうかもしれませんなあ。
私の師匠のH先生は、こういう歌は当時の人にも訓めないものがあっただろうなあ…とか、あえて多くの人が訓めないように書いたのかもしれないなあなんていっていたのを思い出しました。
投稿: 三友亭主人 | 2021年9月 9日 (木) 17時39分
三友亭主人さん
コメントをありがとうございます。
ぜひ、ポチッとしてくださいませ。
堅実な内容の本と思います。
そうですね。
莫囂円隣歌なんて、当時の人にも訓めたとは思えませんよね。
わざわざ訓めないように書いたとすると、文字遊びのような趣旨なのでしょうね。
あと、誤写の可能性もあるように思います。
誤写とすると、そのままでは訓めませんね。
投稿: 玉村の源さん | 2021年9月 9日 (木) 17時57分