「ねこあつめ」に「正述心緒」(2)
お気に入りのスマホゲーム「ねこあつめ」の「今日のあいことば」は「正述心緒」です。
1年前の今日も「正述心緒」、
2年前の今日は「寄物陳思」。
何なんでしょうね?
「ねこあつめ」の「今日のあいことば」には、二十四節気や記念日など、その日にゆかりの言葉が取り上げられています。
ストレートなものもあれば、ちょっとひねったものもあります。
8月19日の「今日のあいことば」に3年連続「正述心緒」「寄物陳思」が取り上げられているというのは、この日が何か万葉集と関係した日であることは間違いないのですが、何なのか分かりません。
1年前に無理やり探したところ、『万葉集古義』の著者である鹿持雅澄の命日が、安政5年の8月19日であることが分かりました。
これかもしれませんが、マニアックすぎますね。
ま、そもそも「正述心緒」「寄物陳思」自体が十分にマニアックなのですが。
日参している「ねこあつめ今日のあいことば」さんのツイッターでは、「俳句の日」とされていました。
「は(8)い(1)く(9)」の語呂合わせで、今日は俳句の日だそうです。
確かに、俳句の先祖は万葉集まで遡るかもしれませんが、どうかなぁ? と思います。
俳句の日のあいことばは、芭蕉や子規などの関係から選びそうに思います。
ひねるにしても、万葉集の、しかも「正述心緒」「寄物陳思」というのは、ひねりすぎでしょう。
そんな風に考えているのですが、上に書いたことは1年前と全く同レベルです。
1年掛けて探してみようと思ったのですが、これはというものは見つかりませんでした。
私の考えすぎなのかもしれません。
あいことばを考える側からすれば、
「なにか俳句に関するものを選ぼう」
→「思い切りひねって、俳句の遠い先祖に当たる万葉集はどうだろう」
→「単に万葉集では面白くないので、そこからさらにひねってみよう」
→「相聞や挽歌ではひねり足りない、もうひとひねり」
→「正述心緒、寄物陳思にしよう」
ということなのかなぁ、という気もします。
そうだとしたら、ひねりすぎ。(^_^;
すっきりしたいです。(^_^;
あ、去年の今日書いた「「ねこあつめ」に「正述心緒」」のアクセス数は伸びています。
「ねこあつめ」ファンの多いことが知られます。
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