水月湖の年縞
先ほど、NHKで「世界四大化計画」という番組を見ました。
内村光良が司会のバラエティです。
内容は、「世界三大○○」にもう1つ加えて「世界四大○○」にしたいので、その最後の1つの候補をプレゼンするというものです。
3項目あったうちの1つがバイカル湖などの「世界三大神秘湖」で、4つ目の候補が福井県の水月湖でした。
この水月湖のことは、去年の1月に、北陸新幹線の車内誌『西Navi北陸』の1月号で知り、ブログに載せました。
http://mahoroba3.cocolog-nifty.com/blog/2020/01/post-c8d78a.html
http://mahoroba3.cocolog-nifty.com/blog/2020/01/post-a8f73d.html
この湖の湖底には、「年縞(ねんこう)」と呼ばれる縞模様の地層があるそうです。
季節によって堆積するものが異なるので、1年ごとに1組0.7mmの縞模様ができるということです。ちょうど木の年輪のような感じです。
それが7万年分、途切れることなく堆積しているそうです。
年縞に含まれる木の葉や花粉から、それぞれの時代の植生も分かるし、火山噴火なども分かるそうです。
この年縞が発見されたのは平成3年だそうですが、今では年代測定の「世界標準のものさし」になっているということで、大変に嬉しいことです。
雑誌で始めて知った年縞でしたが、テレビで取り上げられ、さらに理解が深まりました。 広く知られるようになれば幸いです。
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