『大美和』141号の表紙は久延彦神社参道
昨日、『大美和』の最新号が届きました。
表紙は、大神神社の末社である久延彦神社の参道です。
夜桜がきれいですね。
三輪山フォトコンテスト優秀賞の作品だそうです。
久延毘古が登場するのは古事記だけでしょうか。
かかしの神格化ですよね。
語源は「崩(く)え彦」ともされます。
それが正しければ、でき立てではなくて、風雨にさらされて崩れたかかしですね。
「足は行かねども、ことごと天の下の事を知らす神ぞ」とありますので、生まれ立てではなく、経験を積んでいないとまずいのでしょう。
1200年以上も前からかかしがあったというのも興味深いですが、考えてみれば、鳥を追い払うために人の姿を模したものを立てるという発想は、そう難しいものではないと思います。
当時のかかしがどんな姿をしていたのか気になります。
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ちょいと石段の上からのアングルですね。
まだ暗くはなり切ってはいないけれど、もう少しで夜って感じですね。
あんまり夜には行ったことがないので、ここの明かりがともっているのは見たことないんですが、珍しいです。
投稿: 三友亭主人 | 2021年7月10日 (土) 07時42分
三友亭主人さん
コメントをありがとうございます。
三友亭主人さんゆかりの久延彦神社が表紙になりました。♪
私はこの神社には行ったことがないかもしれません。
鳥居の前後左右に明かりが灯っていますね。
参道にも左右にずっと灯明があるのでしょうか。
桜はライトアップしているようにも見えますが。
とてもきれいですね。
投稿: 玉村の源さん | 2021年7月10日 (土) 16時40分