昭和12年『少女倶楽部』付録「世界名婦かるた」
昭和11年12月に発行された『少女倶楽部』新年号の付録「世界名婦かるた」を入手しました。
箱ではありません。
裏側を開くとこのようになります。
絵札を8枚ご披露します。
これら8枚の読み札は以下の通りです。
ほ:施して 民を憫む 御なさけ (光明皇后)
よ:吉野山 入りにし人の 後を恋ひ (静御前)
ま:末代まで 日本一の 物語 (紫式部)
ぬ:抜け出でて 才名高し 香爐峯 (清少納言)
わ:和歌の道 ふみもみずとて 名を知られ (小式部内侍)
め:名香の 兜を着せて 先立ちぬ (木村重成の妻)
す:鈴の屋の ほまれももとは 賢母から (本居宣長の母)
あ:朝顔に つるべとられて 名を残し (加賀千代)
「世界名婦かるた」とありますが、大部分は日本人で、外国人は5人しかいません。
ちょっと看板に偽りあり。(^_^;
外国から2枚。
読み札の裏には、詳細な解説があります。
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