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2021年4月 9日 (金)

「おほいらつめ」って、長女か!

 昨日ご紹介した『現代語古語類語辞典』を見ていたら、次のような項目に目が留まりました。
Ohoiratume

 《尊》の上代に「おほいらつめ」が載っています。
 「おほいらつめ」って、長女のことだったのか!?

 日国にはこうありました。

 >おお‐いらつめ[おほ‥]【大郎女】〔名〕(「いらつめ」は女子を親愛して呼ぶ語)
 > 第一の女。長女。大姉(おおあね)。おおおみな。

 「おほいらつめ」って、たとえば大伴坂上大嬢などがいますけど、単に身分の高い女性の通称に用いられる接尾辞、という風に理解していました。
 長女だったとは。(^_^;

 そういわれてみれば、姉が「おほいらつめ」で、妹が「おといらつめ」や「わかいらつめ」であれば、「おほ」の意味がよく分かります。

 いえ、親が「坂上いらつめ」で、娘が「坂上大いらつめ」って、どうしてなんだろうと思ったことはあったのですが、思っただけで、そのままにしてしまっていました。

 坂上大嬢の場合は、異母姉に田村大嬢がいますね。父親が同じなのに「おほいらつめ」が2人。
 長女が2人になってしまいますけど、そうすると、父親は関係なく、同母の姉妹の中で姉が「おほいらつめ」なのでしょう。
 2人は別の里の、別の家に住んでいたわけですから、田村の家の長女、坂上の家の長女、といえば区別は付きますね。

 年をとっても知らないことがいっぱい。

 ここに書いたようなこと、業界では常識なのでしょうね。
 書かなければ良いのに、わざわざ書いて、恥をさらしています。(^_^;

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コメント

>親が「坂上いらつめ」で、娘が「坂上大いらつめ」って

私もずっとそれが疑問で・・・しかもずっと深く考えずにいました(笑)
それにしても辞書を読むって対しいですよね。
私の読書体験から言えば、絵本やら漫画やらを除けば一番最初に愛読書となったものは国語辞典だったかと思います(確かたまたま家にあった三省堂のものだったかと)。
学校がない日で、雨が降ったりして外で遊べないときはずっとその国語辞典を読んでいました。

それにしても、ご紹介の辞書、面白そうですね~

三友亭主人さん

 コメントをありがとうございます。

 あ、三友亭主人さんもご同様でしたか。安心しました。(^_^)

 子供の頃から国語辞典を愛読って、すごいです。とても良いことですね。

 はい。この辞書、楽しいです。古語が時代別に載っている点が高ポイントと思います。
 「おほいらつめ」も、この辞書を見なければ、いつ真相に迫れたか分かりません。(^_^)

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