飛鳥・藤原の世界遺産登録を目指し、万葉集を前面に
飛鳥・藤原の世界遺産登録を目指して、奈良県ではかねて推薦書の素案を文化庁に提出していたそうなのですが、去る3月30日に万葉集も生かす形で素案を練り上げ、再提出したとのことです。
世界遺産の登録基準の1つに、はっきりとした普遍的価値のある信仰や文学的作品などに関連があることが示されているそうで、そのため、県は、万葉集を押し出すことにしたということです。
もしも。飛鳥・藤原が世界遺産に登録されたら(登録されてしかるべきだと思いますけど)、また万葉集に光が当たることでしょう。嬉しいことです。
ただ、飛鳥・藤原に人が押し寄せたら困るなぁと、勝手なことを考えています。(^_^;
なお、「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」は20の構成資産からなり、その中には、藤原宮跡、藤原京朱雀大路跡、高松塚古墳、キトラ古墳、飛鳥寺跡、大和三山などが含まれているそうです。
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