広瀬本万葉集発見の新聞記事
元勤務先の個人研究室から自宅に送った段ボール箱、3年も経った今頃、ほそぼそと開梱しています。
箱から出して積み上げていた書類などの山が、今日、雪崩を起こしていました。
めげずに頑張ります。
開梱中に、『古事記 修訂版』やら、おうふう版『萬葉集』などが出てきています。
広瀬本万葉集が発見されたときの新聞記事も出てきました。平成5年のです。
授業でこれのコピーを配っていたのですが、やがて原本は紛失し、途中からコピーのコピーになってしまっていました。
研究室を撤収するときに原本を発見し、段ボールに入れました。3年を経て、それが再発見されたという次第です。
すっかり黄変してしまっています。
でも、拡大すればちゃんと読めます。
試みに、PC上でモノクロにして、明るさとコントラストを上げてみました。
こちらの方が良いですかね。
アップも。
古書市で、思いがけない掘り出し物があるものです。
書写年代が江戸期のものなどで、そう貴重な写本とは気づかなかったのでしょうね。
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書類の雪崩。
やはり私には先生とうまくリンクしません。
以前、私の在学中はものが少なかったとおっしゃいましたが、卒業から先生の退官まで20年が経過したわけで、雪崩が起きるほどにものが増えるのは道理ですね。
これからどんなものが発掘できるか、楽しみでもありますね。
暑い最中ですので、どうぞごゆるりと。
投稿: やまゆり | 2020年8月12日 (水) 00時00分
やまゆりさん
コメントをありがとうございます。
研究室のものは、30数年で同じようなペースで増えていったのではなく、ある時点から急激に増えていったように思います。
3年前に箱詰めにしたときに見落としたお宝があるかもしれません。珍しいものがあれば、ブログのネタにします。
投稿: 玉村の源さん | 2020年8月12日 (水) 01時32分
うちは毎日でしたが、この日の記事のことはよく覚えています。
私もどっかにスクラップがあるはずなんですが・・・・
1993年って、結構前のことだったんですね。記事中のお名前が、時代を感じさせてくれます。源さんのお師匠も・・・・
私の中ではもうちょっと最近じゃなかったかのようになってしまっているのですが、人生のある時期から時間が慣れるのが急に早くなったようです(笑)。
それにしても、デパートの古書市でねえ・・・
投稿: 三友亭主人 | 2020年8月12日 (水) 08時07分
三友亭主人さん
コメントをありがとうございます。
私もこれがいつ頃だったのか、記憶が曖昧でした。
冠纓神社の天治本の発見、この広瀬本の発見、森博達氏の日本書紀α群・β群の研究、この3つを「昭和の終わりか平成の初め」という風に漠として認識していました。大雑把です。
記事の中から我が恩師のお名前を見つけてくださって嬉しゅうございます。
デパートの古書市、油断なりませんね。(^_^)
投稿: 玉村の源さん | 2020年8月12日 (水) 12時23分