前橋で講演2つ
今日は前橋で講演が2つありました。
前回は2月の安中でしたので、半年ぶりの講演になります。どちらも感染対策をした上での開催でした。
午前は、「みくの会」という長くお付き合いのある市民団体で、会場は、前橋駅の南にある昌賢学園まえばしホール(前橋市民文化会館)でした。
敷地内にこのような彫刻がありました。
作者は分部順治氏です。
この方のことは存じなかったので、ググってみたら、高崎市出身の彫刻家で、日本芸術院賞を受賞され、紺綬褒章を受章された方でした。
講座のタイトルは「万葉集入門」です。先方からの依頼です。去年の令和改元を受けてのものでしょう。意外にもこれは私には新ネタでした。
レジュメはこちら。
以前、公開講座で「万葉集と百人一首ってどう違うんですか?」という質問を受けたことがあります。それも、時を隔てた別の講座で2回も。
想定外の質問でしたが、古典にあまり詳しくない人には、この2つは混同されることがあるのですかね。
どちらも古典だし、和歌だし。ひょっとしたら、「万」と「百」「一」という漢数字が含まれているという共通点も関係あるかもしれません。
それで、今回は先手をとって、こちらから、「万葉集と百人一首」という項目を立ててしまいました。
新ネタのため、所要時間が分かりませんでしたが、5分ほど時間を残しました。ばっちり。
この時間を利用して、うちの金魚の写真を見て貰いました。万葉集と全く関係ないのに。
いくら、長い付き合いの団体とはいえ、あまりにも自由気儘な振る舞い。(^_^;
でも、喜んで貰えました。←と思います。(^_^;
メンバーは100人ほどですが、密を避けるために、600人入るホールを使って、間隔を開けて席が設定してありました。
私との距離もずいぶんありましたので、マスクはなしで、マイクを使って話しました。
午後は県立図書館で講演でした。こちらは駅の北。
タイトルは「群馬の万葉歌」です。レジュメはこちら。
何度もやっている話なのに、大幅に時間が足りなくなりました。(^_^;
「群馬の万葉歌」で話をするときは、講演の場所によって、その地域の歌を取り上げるようにしているのですが、今回は、会場が県の中央部の前橋ということで、取り上げる歌を絞り損ねました。あと、何度も話すうちに、話す内容が増えていっているような気がします。反省点です。
県立図書館ですから、勤務している方々は県の職員さんです。館長さんも、担当してくださった方も、どちらも以前県立女子大の事務局にいた方々です。さらに、県立女子大の国文科の卒業生にもお世話になりました。いろいろと懐かしかったです。
1日2回の講演は初めてでした。
午前中の講演が先に決まっていて、午後のは後から打診されたのですが、候補日に今日が含まれていましたので、日を重ねれば1日で済むと考えました。良い案と思いましたが、もしも病気にでもなったら、2つともご迷惑をおかけすることになってしまいますので、重ねるのも良し悪しと、あとから思い至りました。
結果的には無事に済みました。
お世話になりましてありがとうございました。
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