静大馬術部の馬
5月24日のアサヒコムに「馬の殺処分回避を コロナで収入減の馬術部、寄付募る」という見出しの記事がありました。
記事によれば、静岡大馬術部の6頭の馬が殺処分の危機を迎えているとのことです。
新型コロナウイルスの影響で馬術の大会が相次いで中止となり、関連する学生のアルバイト収入もなくなったので、このままでは6月にも餌代が尽きる恐れがあり、同部が寄付を募っている、という内容でした。
6頭の馬の維持費は、餌代、医療費、装蹄代などで年に約480万円にのぼるそうです。それらの費用は、学生たちが馬術の大会補助や乗馬クラブのアルバイトで稼いできたそうですが、コロナ禍に伴う大会の中止などで収入が途絶え、新1年生の勧誘もできず、8人の部員の部費の値上げや追加徴収、OBからの寄付をもらい、大学からも特別に30万円の維持費をもらっても、なお足りないとのことです。
万策尽きたのでしょうが、それでも殺処分というのはあんまりです。
ということで、焼け石に水かもしれないとは思いましたが、寄付をすることにしました。
寄付したことはもう忘れてしまったのですが、今日、静岡大学から手紙が来ました。寄付の礼状です。学長名のもの、馬術部長の先生からのもの、8人の部員たちそれぞれによる手書きのコピーのもの、が同封されていました。
多数の寄付によって、馬たちの殺処分は免れたそうです。何よりでした。
部員たちからの、馬の紹介プリントも同封されていました。
つづき。
どの馬も、それぞれに個性的で魅力的です。
殺処分なんていったって、じゃぁ、どの馬からなんて決められませんよね。むごい話でした。
寄付金のことは、ネットの静岡新聞にも載っていました。
これによれば、静大馬術部の窮状が新聞に載った4日後の5月28日までに、県内外から2千件以上、約2500万円の寄付が集まったとのことでした。
良かったです。
私1人の寄付は焼け石に水に過ぎなくても、2000件以上の寄付が集まれば、大きな金額になりますね。
静大馬術部は新聞に載ったことで、無事に解決しましたが、他の大学で同様の窮状にあるところもありましょう。どこも無事に解決して欲しいです。
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