強靭な浜木綿
今日は久しぶりに渋川の家に行ってきました。
前回行ったのが2月23日ですから、103日前ということになります。
外出自粛を守ってきました。特に、県境を越える不要不急の移動がOKになったのは6月1日でしたし。
渋川の家で心配だったのは、浜木綿の鉢植えです。
渋川は寒冷地ですので、冬場は浜木綿を屋内に取り込んでいます。そして、最後に水やりをしたのが103日前。
それだけの期間、全くの水なしでは枯れてしまったことと思います。
30年近くも、毎年花を咲かせてくれたのに、コロナのせいとはいえ、かわいそうなことをしました。申し訳ない気持ちでした。
家に着いて、恐る恐る、というより、ほぼ諦めの気持ちで見てみたら、何と青々としていました。
すぐに外に出して、水をたっぷりやりました。
上の写真は、外に出した直後で、まだ水やり前です。
まさか、こんなに元気とは思いもよらないことでした。嬉しかったです。
ただ、古い葉は外側から大量に枯れていました。アップにします。
青々とした葉が6枚程度に対し、枯れてしまった葉は10枚以上ありそうです。
浜木綿は、大きくて厚みのある葉に水分を溜めているのでしょうね。
土が乾いて水分の補給ができなくなると、葉に溜めた水分で命を繋ぎ、水分を提供し尽した葉は枯れてしまうのでしょう。
生存のための究極の方策といえましょうか。
たくさん葉がありますからねぇ。「百重なす」のは、やはり葉のような気がしてきました。
さらに、中心部はこのようになっていました。
新しい葉ができています。真上から見ると、青い葉の数は9枚ですかね。
枯れそうになっているというのに、中央部からさらに新しい葉を出しているとは。
只者ではありません。
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