今日は「糸魚川・ヒスイの日」
今日は「糸魚川・ヒスイの日」です。
それを知ったきっかけはまた「ねこあつめ」の「今日のあいことば」です。
5月4日の「今日のあいことば」が「翡翠」でしたので、これは何かあると思ってググってみました。(^_^)
「糸魚川・ヒスイの日」は、新潟県糸魚川市で活動する市民団体の「NPOまちづくりサポーターズ」が制定したもので、糸魚川市が日本唯一のヒスイ産出地であり、世界最古のヒスイ文化発祥の地でもあることから、ヒスイの魅力をさらに大勢の人に知ってもらい、まちおこしの機運の醸成を図ることが目的とのことです。
5月4日という日付は、ヒスイの色からの連想で「みどりの日」が選ばれたのだそうで、平成26年に、一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。
下は、頂き物のお守りです。本物の翡翠ではないとのことです。レプリカ。でも、イメージはよく伝わります。
以前、当ブログに書いたことですが、糸魚川の翡翠というと、松本清張の『万葉翡翠』が思い出されます。原作はまだ読んでいませんが、少年時代に、テレビドラマ化されたのを見て、大いに興味を覚えました。
万葉集の「沼名川の 底なる玉 求めて 得まし玉かも 拾(ひり)ひて 得まし玉かも あたらしき 君が 老ゆらく惜しも」(巻13・3247)という歌にまつわる作品でした。
2ヶ所に出てくる「得まし」は、現在は「得し」という訓が一般的です。「得まし」の訓は少数派で、主な注釈書の中でこの訓を採るのは、『万葉集評釈』(窪田空穂)と、『万葉集全註釈』(武田祐吉)だけのようです。松本清張はこのどちらかの注釈書に依ったのでしょう。
« 法住寺のアマビエ | トップページ | 子どもの日もパエリア »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 諸国産物見立評判番付(2)(2021.10.09)
- 『トランヴェール』の先月号は、東北5億年(2021.10.04)
- 『トランヴェール』2020年7月号は冒険者たち(2020.07.12)
- 『伊能九州図と平戸街道』(2020.05.24)
- 今日は「糸魚川・ヒスイの日」(2020.05.04)
「日常」カテゴリの記事
- 金魚の水温5度&アマリリス(2023.01.26)
- 合掌鳥(2023.01.20)
- 令和5年年賀はがきの当選番号(2023.01.15)
- 釣り落としたサイン帖(2023.01.13)
- 舞ちゃんから年賀状(2023.01.02)
「テレビ」カテゴリの記事
- 昭和45年のNHK紅白歌合戦の台本(2023.01.24)
- 昭和37年の「みんなのうた」(2023.01.11)
- 「焼きまんじゅう」がトレンド入り(2022.12.19)
- 「鎌倉殿の13人」終了(2022.12.18)
- 「鎌倉殿の13人」の今年の漢字(2022.12.17)
「万葉集」カテゴリの記事
- 温古堂本元暦校本万葉集(2023.01.19)
- 「倭歌」をめぐって(2022.11.02)
- 「倭歌」木簡の記事(まとめ)(2022.11.01)
- 『国語と国文学』最新号は上代特集(2022.10.25)
- 澤瀉先生ご逝去の折(2022.10.24)
コメント