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2020年4月 7日 (火)

もしも6週間みんなで頑張れたら

 東京都など7都府県に緊急事態宣言が出されました。

 昨日から予告されていましたので、いつも行く近所のスーパーが心配でしたが、昨日は多少混んでいるくらいでしたし、今日はむしろ普段よりも空いている感じでしたので、意外なほどでした。ロックダウンとは異なるということが広く理解されていたのかもしれません。
 先月、小池都知事の記者会見の後とは大違いでした。

 東京都医師会のHPに、尾﨑会長からの「都民のみなさまへのお願い」という文章がアップされています。
 「もしも6週間みんなで頑張れたら」という文章です。

 『新型コロナウイルス感染症に、もしも今この瞬間から、東京で誰一人も新しく感染しなかったら、2週間後には、ほとんど新しい患者さんは増えなくなり、その2週間後には、ほとんどの患者さんが治っていて、その2週間後には、街にウイルスを持った患者さんがいなくなります。』
 だから今から6週間、皆さんが誰からもうつされないように頑張れば、東京は大きく変わります。
 もちろん、みんなで頑張ってみても、すでに起きているクラスターからは患者さんが出現するでしょうし、外国からだけではなく、東京に持ち込まれてくる可能性はあります。でもそれに対応する方法はあります。
 だから東京都内で、近くの人や人混みで移されないようにしさえすれば、東京は大きく変わり、窮屈な自粛から解放されることになります。たった6週間です。誰からもうつされないように頑張りましょう。

という内容です。

 また、「コロナ専門家有志の会」のHPに、「いま、拡散してほしいこと(4/5現在)」という文章も載っていました。
Safe_image
 要点は以下の3項目です。
 1)#うちで過ごそう
 2)#感染時に備えよう
 3)#戦う相手は人ではなくウイルス

 私は幸いに浪々の身ですので、今後も近所のスーパーに行くくらいで、基本的には家にいることができます。先日のNHKスペシャルで山中伸弥教授が、人がいなければウイルスは生きられない、と仰っていた言葉が印象的で、なるほどと思いました。

 でも、私のように在宅ですむ人ばかりではありませんね。医療従事者、生産・流通に携わっている方々、ライフラインを動かしている方々、その他、多くの方々がいらしてこそ、世の中が廻っています。それを忘れないようにします。

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コメント

奈良ではまだそんなに差し迫った状況ではないのですが、それでも、気を抜けば・・・との危惧を感じつつ毎日を過ごしています。
そこから類推するに、今回、対象となった地区の方々の不安やご不便さは我々の及ぶところではないかの思いが去来いたします。そんな中ふと思い出したのがドイツのメルケルさんのお言葉。

ここで、普段滅多に感謝されることのない方たちにもお礼を言わせてください。このような状況下で日々スーパーのレジに座っている方、商品棚を補充している方は、現在ある中でも最も困難な仕事のひとつを担っています。同胞のために尽力し、言葉通りの意味でお店の営業を維持してくださりありがとうございます。

という言葉を思い出しました。

三友亭主人さん

 コメントをありがとうございます。
 奈良県は、最初の感染者は早かったですけど、あとは落ち着いていますよね。このまま収まりますように。
 私、2月頃は奈良はすいているというので、暖かくなったら出かけるチャンスと思っていました。
 今はもうそういう状況じゃないですね。こちらが。

 メルケルさんのお言葉をありがとうございます。
 普段、ついあまり意識しないですけど、ありとあらゆる様々な方々のお陰で、我々の生活が維持されているのですよね。忘れてはいけない大事なことですね。

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