「ブラタモリ」飛鳥回のタモリさんの言葉
昨夜の「ブラタモリ」は飛鳥の回で楽しかったです。
印象に残る言葉がいくつかありましたので、夜中に録画を見て、文字起こしをしました。熱心なことです。(^_^;
飛鳥寺の礎石が境内に残る来迎寺の入口付近の掲示板に「過去と相手は変えられないが 未来と自分は変えられる」という言葉が書かれていました。それを見て、他のお寺の掲示板の言葉について述べた後、この言葉に対しては、
「まあまあでしょ」でした。(^_^)
漏尅が発掘された水落遺跡の所で、そのような遺構があるとはだれも知らない明治時代の地図に「字水落」とあることについて、
>地名というのは、やっぱり土地の記憶なんですよね。
>本当は変えちゃいけないんですよ。
>地名変更なんて、行政の便利さで変えてますけども、本当はダメなんですよね。
>やっぱり守ってかなきゃダメですよね。
と言っていました。我が意を得ました。♪
「水落」という地名、たぶん1400年生き続けてきたのでしょうね。地名は形のない文化財と思います。
最後のところで、まとめのような言葉も印象に残っています。
>ま、現地に来てみないと実感できないよね。
>ここから日本が始まったって。
>廻ってみて初めて分かるよね。
>だから、なんていうか、知ることと分かることは、やっぱり全然違うってことですよね。
これまたもっともと思います。これも飛鳥が原風景を留めているからこそですね。
石の都という点もタモリさんは気に入ったのではないでしょうか。(^_^)
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やはり飛鳥はいいですね。
以前、タモリ俱楽部で「お寺の掲示板・・・」という企画がありました。そのとき、”ひかりとのぞみ・・・”の話が、あったような気がします。明治時代の古地図は、飛鳥資料館平成30年「あすかの原風景」の図録にあります。六一書房からネット購入できます。ただ、値段の割にページ数が少ない気もしますが。情報までに。
投稿: 古都の焼け門 | 2020年4月19日 (日) 21時39分
古都の焼け門さん
コメントをありがとうございます。
飛鳥はいいです。(^_^)
古都の焼け門さんも「タモリ倶楽部」をご覧でしたか。私も毎週見ています。お寺の掲示板の回も見たのですが、「ひかりとのぞみ」はあの時に出てきましたか。私はぼーっと見ていたせいか、記憶にありませんでした。情けないです。
「あすかの原風景」、ありがとうございます。六一書房から買えるのですね。
私は一昨年、飛鳥資料館で購入しました。
http://mahoroba3.cocolog-nifty.com/blog/2018/09/post-c1a3.html
ありがとうございました。
投稿: 玉村の源さん | 2020年4月19日 (日) 22時28分
本当に、「そうだ、そうだ」という言葉が満載でしたね。
「行政の便利さ」というものがどのようなものなのかよくはわかりませんが、
便利さを追求することが多くのものを喪失させてしまった近代の過ちをいろいろと感じてしまう・・・そんな最近です。
投稿: 三友亭主人 | 2020年4月20日 (月) 19時15分
三友亭主人さん
コメントをありがとうございます。
ほんと、共感する部分が多かったですね。タモリさんは文化人と思います。
「行政の便利さ」というのは、たぶん、市町村合併(地名変更を伴う)や、昭和37年に施行された「住居表示に関する法律」などを指しているのだと思います。それで郵便配達などはずいぶん便利になったと思いますけど、地名が大きく変わってしまった地域があると思います。
便利になった一方で、失われてしまったものもあれこれありますよね。
投稿: 玉村の源さん | 2020年4月20日 (月) 20時07分