「上野三碑かるた」完成
昨年の6月~9月に、「上野三碑かるた」の読み札を公募していました。
主催は上野三碑普及推進会議で、事務局は高崎市教育委員会文化財保護課でした。
私も応募すべく頑張ろうと思いました。
できれば44枚全部。日本語にはら行音で始まる語が少ない(大和言葉にはない)ので、ら行の札が狙い目となりましょう。
公募を知った最初の日に3つか4つ作ってしまいました。
その後も折に触れて考えてはいたのですが、いつの間にか日が経ってしまい、結局、締切前日に3点送ったのみでした。
私にはとてもありがちなパターンです。ら行の札はなし。(^_^;
その後、このかるたのことはあまり思い出すこともありませんでした。
それが、4月2日にこのかるたが完成した旨、昨日の上毛新聞のネット版に載っていました。
私の応募した3点はいかに。
ネット上を探すと、高崎商科大学附属高校のHPにこんな記事が載っていました。2019.12.03付けです。
>ユネスコ「世界の記憶」に登録された上野三碑を多くの人たちに知ってもらう目的で行われた「上野三碑かるた」の読み札募集に、本校から3作品が読み札として採用されることになりました。
>
>1.「空にそびえる 国分寺 七重塔」
>2.「ユネスコの 世界の記憶 上野三碑」
>3.「母父へ 想いを刻む 山上碑」
去年の12月3日時点で、採用者にはすでに連絡が行っていたということになりましょう。
私のところには何も来ていません。
という次第で、私の応募した珠玉の3点は、残念ながら全て落選だったようです。(^_^;
プロが高校生に負けた……。
ま、若者がこういうことに関心を持ってくれたこと、よい作品を作ってくれたことが何よりです。
このかるたは、5000部を群馬県内の小中高校、特別支援学校などに配布する他、県内書店での販売(880円)も予定しているとのことです。時々県内の書店を覗いて、見かけたら購入することにします。楽しみです。
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>ら行の札が狙い目となりましょう
なかなか「策士」ですねえ(笑)。策が功さず、残念でした・・・
高崎商科大学附属高校のほうは、多分全校的な取り組みの結果なんでしょうね。
ということは、県の代表的な文化財について、高校生の皆さんがそれなりに向き合う時間があったということになりましょうから、それはそれで意義のあることですね。
投稿: 三友亭主人 | 2020年4月 5日 (日) 07時41分
三友亭主人さん
コメントをありがとうございます。
ら行狙いは良いアイディアと思いましたが、ら行の札を1つも思い付くことができず、アイディア倒れに終わりました。情けないです。(^_^;
高崎商科大学附属高校の所在地は分からないのですが、高崎商科大学自体は上野三碑と近い位置に立地していて、三碑の顕彰にも力を入れていますので、それが附属高校にも影響しているのかもしれません。
おしゃる通り、全校的な取り組みだとしたらとても有意義ですよね。仲間の作品が3点も採用されたら、嬉しいでしょうし、誇りにも思うでしょうから、ますます上野三碑に対する関心も深まりましょうしね。
よかったです。
投稿: 玉村の源さん | 2020年4月 5日 (日) 14時04分