鎌倉仙覚文庫に坂倉氏が西本願寺本の複製を寄贈
タイトルのような趣旨のネットの記事を見ました。
鎌倉仙覚文庫というのは、鎌倉市制80周年事業の一環として、昨年11月に鎌倉市中央図書館内に設立された文庫だそうです。
まだ設立間もないのですね。
そこに、西本願寺本萬葉集の複製が、青山学院大学教授の小松靖彦先生の仲介で、元おうふう社長の坂倉良一氏から寄贈されたとのことです。
先頃、おうふう倒産という、つらく悲しいニュースに接しましたが、おうふうや坂倉氏のお名前をこのような形で見ることができました。
西本願寺本万葉集の複製本も、おうふうの貴重な業績の1つと思います。
たとえ出版社はなくなっても、すぐれた業績はずっと残りますね。
« 昭和4年の、とある修学旅行日程 | トップページ | いろいろ芽生え »
「万葉集」カテゴリの記事
- 温古堂本元暦校本万葉集(2023.01.19)
- 「倭歌」をめぐって(2022.11.02)
- 「倭歌」木簡の記事(まとめ)(2022.11.01)
- 『国語と国文学』最新号は上代特集(2022.10.25)
- 澤瀉先生ご逝去の折(2022.10.24)
コメント