「おしゃかさまかるた」
このようなかるたを入手しました。
かるたは紙の箱入りが一般的ですが、これは金属の缶入りです。
子供が遊ぶものですので、紙箱よりも缶の方が丈夫そうです。
このような時節柄、「おもいやりの心を育てる」という言葉が心に沁みます。
また、絵も良いです。笑顔の2人の子供たち。犬、猫、兎、リスがいますね。
みんなにこにこしています。空には鳥と蝶々。花も咲いています。
発行者はすずき出版です。日本仏教保育協会監修、企画は京都仏教幼稚園協会です。
これと全く同じ組合せのかるたが他にもありました。
以前、当ブログで取り上げた「仏教保育かるた」です。
その折に、朝倉山のオニさんから「すずき出版は、おもしろい絵本をいろいろ出しているんですよね。」とのコメントを頂いています。
特色のある出版社なのですね。
この箱の絵も好きです。ねことうさぎがいますし。(^_^)
「おしゃかさまかるた」の絵札はこんな感じです。
上の絵札の読み札は次の通りです。
う:うれしいな きょうは わたしの たんじょうび
き:きずついた はとを たすけた しっだるた
ぬ:ぬまの なか きれいに さいた はすのはな
ね:ねはんの ひ とりや けものも かなしそう
め:めが でたよ ちいさな いのち うまれます
み:みを ささげ つきに のぼった しろうさぎ
五十音順に並べたつもりでしたが、「め」と「み」が逆になってしまいました。ケアレスミスです。五十音順が頭の中であやふやなわけではありません。(^_^;
読み札の裏側にはそれぞれの解説が書いてあります。
例えば、「う」の札は以下の通りです。
子供を虐待する親のニュースは何ともつらいものがあります。
全ての子供の環境がこの読み札のようであって欲しいと願います。
「み」の札の裏にはこのように書いてあります。
この話は「チコちゃんに叱られる」でも見ました。自己犠牲というにはあまりにも痛ましい内容です。
絵札と読み札と、形が異なります。絵札は見やすく取りやすいように大きく、読み札は持ちやすいように細長く、ということなのでしょう。良い配慮と思います。
好ましいかるたで、とても気に入っています。
奈良の町は人がいなくて、たくさんの鹿が群れをなして闊歩しているというネットニュースを見ました。
絶好の機会なので奈良に行きたいですが、我慢します。(^_^;
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仏教関連の教材が両方ともすずき出版。ちょっと気になってサイトを覗いてみました。
児童書の出版社と思っておりましたが、仏教関連書籍も出しているのですね。なるほどです。
この出版社が出している絵本で有名なのは、「たまごにいちゃん」シリーズです。
学生が実習でよく読む絵本の一つです。
投稿: 朝倉山のオニ | 2020年4月18日 (土) 01時35分
朝倉山のオニさん
コメントをありがとうございます。
すずき出版は、児童書と仏教関連書籍と、その両方を出しているのでしたか。
それならば、「仏教保育かるた」や「おしゃかさまかるた」は、その両方の特性を生かしたコラボ企画ですね。無敵です。(^_^)
前の「仏教保育かるた」の絵はいもとようこでした。今回の絵の作者は分かりませんが、優しい絵柄、色使いで気に入っています。
「たまごにいちゃん」シリーズ、どんなのか、ちょっと気になります。(^_^)
投稿: 玉村の源さん | 2020年4月18日 (土) 01時49分