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2020年3月 2日 (月)

『日本語学』2020春

 注文していた雑誌が昨日届きました。
Nihongogaku20201a
 この雑誌、昨年までは月刊でしたが、今年から季刊になります。
 出版不況の中、国語国文学関係の雑誌も厳しい状況が続いていますね。
 国語国文学関係については、出版不況以外にも原因があるのでしょう。

 季刊になって最初の号の特集は「日本語学を創った人々」です。
 次の方々が取り上げられています。
Nihongogaku20201b
 続き。
Nihongogaku20201c
 全部で32名になります。
 それぞれ4ページずつで、略歴、主な著作や業績、創成した学術の3項目について記述されています。

 2016年4月特大号にも同様の特集があったそうで、今回はその続きだそうです。
 橋本進吉博士等はそちらで取り上げられているのでしょう。

 この32名、さすがに著名な方々ばかりですが、お名前も知らなかった方が数名。私の不勉強を恥じます。(^_^;
 授業を受けた先生は4名です。


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コメント

>お名前も知らなかった方が数名

私は6名の方が聞いたことのないお名前でした。もちろん、残りの先生方の著書は読んだことがある…というわけではなく、私のようなものでもさすがにお名前だけは知っているだけですが・・・山田孝雄先生は?とは思うのですが、ここでいう日本語学とはちょいと方向性が違うのでしょうね。

お話を聞いたことがあるのはグロータース先生だけですね。母校の国語学概論の講義のうちの方言にかかわって集中講義でいらしゃってました。以前は、その時に徳川宗賢先生も一緒にいら社っていたということなのですが、私たちの頃はグロータース先生だけでした。あとは・・・かなり無理していえば亀井孝先生。こちらは学生の頃に行った万葉学会(京都女子大のときだったかな)で、ある発表の際し、ご質問なさったのを聞いただけなのですが・・・

そうそう、徳川宗賢先生のことを書いていらっしゃる中井先生は私が大学の4年生の時の1年生で後輩にあたります。その頃は考古学に興味を持っていて、色々と勉強していたようですが・・・それが方言学の方に進むなんて、少々意外でした。

三友亭主人さん

 コメントをありがとうございます。
 山田孝雄先生は、たぶん2016年4月号だと思います。そちらに、橋本進吉、金田一京助氏などと一緒に載っているのではないでしょうか。
 ……と、ここまで書いて、明治書院のサイトを見てきました。そちらに載っているのはこういった面々でした。

 ○【空海】月本雅幸
 ○【円仁】林史典
 ○【源順】藤本灯
 ○【藤原定家】今野真二
 ○【仙覚】乾善彦
 ○【清原宣賢】小林千草
 ○【ロドリゲス】丸山徹
 ○【契沖】長谷川千秋
 ○【新井白石】岡田袈裟男
 ○【賀茂真淵】内田宗一
 ○【谷川士清】平井吾門
 ○【越谷吾山】田籠博
 ○【本居宣長】矢田勉
 ○【富士谷成章】遠藤佳那子
 ○【本居春庭】中村朱美
 ○【石塚龍麿】安田尚道
 ○【鈴木朖】坪井美樹
 ○【ホフマン】金子弘
 ○【ヘボン】木村一
 ○【西周】服部隆
 ○【前島密】茅島篤
 ○【大槻文彦】湯浅茂雄
 ○【物集高見】山東功
 ○【森鷗外】藤田保幸
 ○【二葉亭四迷】野村剛史
 ○【夏目漱石】田島優
 ○【上田万年】清水康行
 ○【山田孝雄】斎藤倫明
 ○【柳田国男】小林隆
 ○【橋本進吉】肥爪周二

 まさか空海から載っていたとは。(^_^; 金田一京助氏は載っていませんでした。ちょっと不思議。

 グロータース先生の講義を聴いていらしたというのは貴重ですね。

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