今日は梅花宴の日&湯島の白梅
今日は2月8日。「令和」由来の梅花宴の日です。(^_^)
梅花宴が開催されたのは、天平2年1月13日。この日は現代の太陽暦では730年2月8日に当たります。
梅花宴の日は立春の3日後でした。今年は2月4日が立春でしたので、今日は立春から4日後になります。ま、大体一緒。
梅花宴の日に梅がどの程度咲いていたのか、年によって暖かいこともあれば寒いこともあり、梅の開花も年によって異なりましょう。当時と今とでは梅の品種も違いましょうから、調べたり考えたりしても分からないように思います。
下の写真は、私のHDDの中にあった白梅です。
撮影場所は湯島天神。湯島の白梅です。
そして、撮影日は平成14年の2月8日。まさに今日と同じ日付でした。
つぼみもありますけど、結構咲いていますね。
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昨日今日・・・そしてここ数日のことを考えるとちょいと寒すぎますよね。
大和でも梅はチラホラと咲き始めましたので、梅見の宴は開けないことはないのですが、
部屋を開放して梅を見ながら宴会というには・・・ちょいと寒すぎますよね。
32首のうちには雪に関する歌がいくつかありますので・・・あんまりあったかい日ではなかったんじゃないかと思っているんですが・・・・
投稿: 三友亭主人 | 2020年2月 9日 (日) 22時14分
三友亭主人さん
コメントをありがとうございます。
う~ん、どうでしょうねぇ。確かに「立春」といっても名ばかりと言いますか、寒さの底のような感じがします。これから暖かくなってゆくという意味で「立春」なのでしょうね。立春の頃は結構寒いですよね。
ただ、気温は年によって差がありそうですし、この年はどうなのでしょうね。
歌の内容からは、
6梅の花今盛りなり思ふどち挿頭にしてな今盛りなり(葛井大夫)
7青柳梅との花を折り挿頭し飲みての後は散りぬともよし(笠沙弥)
8わが園に梅の花散るひさかたの天より雪の流れ来るかも(主人)
と続いて行く中で、6番では満開と挿頭が歌われています。7番はそれを受けて、挿頭をよむとともに、十分に楽しんだ後は散ってしまっても良い、とうたいます。8番はその「散る」を受けて、「散る」とうたうに当たって、白梅の白の連想で雪をよんでいます。
そんな感じで、実際の気温や梅の状態(満開か散り始めか)とは関係なく、言葉の上から歌を繋いでいっているようにみえますので、歌の内容はあまり参考にはならないのではないでしょうか。
投稿: 玉村の源さん | 2020年2月 9日 (日) 23時32分