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2020年1月 7日 (火)

年縞

 上越・北陸新幹線(たぶん東北新幹線も)の座席には、広告誌『トランヴェール』が置いてあります。毎月愛読しています。
 JR西日本の管内にも路線が延びている北陸新幹線には、これに加えて『西Navi北陸』も置いてあります。
 その新年号の表紙に、「年縞ってなに?」と書いてあります。この号の特集ということです。
Nishinavi202001a

 「年縞」という語、知りませんでした。興味を覚えて読んでみました。

 ポイントを適宜切り貼りしてみます。
Nishinavi202001b
Nishinavi202001c
Nishinavi202001d
Nishinavi202001e

 年縞って、木の年輪や、魚の鱗と似ていますね。
 1年間にできる年縞の厚さは平均0.7mmだそうです。本当に少しずつ堆積していったのですね。

 すぐ上に花粉のことが書かれていますが、花粉から植生も分かるので、各時代に、どんな植物が生えていたのかも分かるそうです。
 7万年間の自然災害や気候変動が分かるって、すごいことと思います。

 この湖で年縞が保存された理由については、以下のようにあります。
Nishinavi202001f
Nishinavi202001g

 このような理想的な条件が重なったのですね。

 確かに、うちの金魚のようなのが住んでいたら、しょっちゅう湖底のエサを探して湖底がかき乱されてしまうことでしょう。年平均0.7mmではひとたまりもありません。

 本当に幸いなことだったと思います。貴重な研究資産です。
 小浜線三方駅の近くには福井県年縞博物館があるそうです。
 この博物館内にはカフェもあって、1枚目の画像の中央にあるのは、このカフェの名物「年縞SAND」です。(^_^)

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