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2020年1月

2020年1月31日 (金)

魚佐旅館の奈良案内

 奈良関係の記事が続いています。
 今日は、猿沢池畔にあった魚佐旅館の奈良案内です。
Uosaannai01
 左側が表紙のような感じです。

 その部分のアップです。
Uosaannai02
 魚佐旅館・魚佐旅館別館が作成したものです。
 女子学習院御用というのはステイタスになっているようです。

 さて、魚佐旅館というと、当ブログで以前ご紹介しましたように、明治18年の定宿帳にあった魚屋佐兵衛の後身です。
 明治30年前後の奈良鳥瞰図には「魚佐」として載っています。下の図の右下隅です。
Narachokan04
 この鳥瞰図で、魚佐の隣に鎌屋があります。
 そして、鎌屋旅館は昭和30年代には「魚佐旅館別館」になっていた旨、「いがらし」さんからご教示いただいていました
 今日の奈良案内は戦前のものと思われますので、鎌屋旅館は戦前に既に魚佐別館になっていたことが判明します。
 この記事、「いがらし」さんのお目に止まると良いです。

 この奈良案内の右側は奈良史跡地図になっています。
 一部アップします。
Uosaannai03
 右下に魚佐旅館・魚佐別館があります。まさに猿沢池の南です。
 汽車の奈良駅からと、近鉄(当時は大軌でしょうか)の奈良駅からの道順が赤の実線で示されています。

 裏側は名所案内などになっています。
Uosaannai04

 一部アップします。奈良の名産品・特産品。
Uosaannai05
 一刀彫、奈良漬、筆、墨などは今と一緒ですね。

 拝観料・運賃等。
Uosaannai06
 他と比べないと、高いのやら安いのやら、分かりません。

 この奈良案内、年紀がないのでいつのものか分かりません。
 ただ、詳しく地図を見てゆけば、ある程度絞られるかもしれません。例えば油阪池など。
 何か分かったらまたアップします。

2020年1月30日 (木)

「日本昔絵すごろく」

 こういうものを入手しました。
Mukashie01
 「日本昔絵すごろく」。いつのものか分かりません。
 文字が左横書きですし、絵柄から見ても、間違いなく戦後のものでしょう。いつごろのものでしょうね。
 編集は神社本庁、絵はひらさわていじん氏です。

 項目(というのか?)は次の通りです。

  1.天のうきはし
  2.いなばのしろうさぎ
  3.やまたのおろち
  4.くにびき
  5.すくなひこなのみこと
  6.くさなぎのつるぎ
  7.ちいさこべのすがる
  8.きんのとび
  上り.あめのいわと

 記紀神代巻の神話が多いですけど、神武紀の「きんのとび」や、雄略紀の「ちいさこべのすがる」、出雲国風土記の「くにびき」もあります。「くにびき」のみならず「すくなひこなのみこと」も採られているあたり、出雲への配慮が見られましょうか。

 天孫降臨がないのは、戦後の時代背景を意識して、あえて外したのでしょうかね。

 1.天のうきはし。
Mukashie02
 天浮橋は虹とみているのですね。

 2.いなばのしろうさぎ
Mukashie03
 うさぎは白兎として描かれています。また蒲は花粉ではなくて穂綿を念頭に置いてのものでしょう。

 3.やまたのおろち
Mukashie04
 頭も尾も1つのように見えますけど、場所が狭いので省略したのでしょうか。姿は蛇というより龍ですね。

 7.ちいさこべのすがる
Mukashie05
 右下にねこがいますね。かわいいです。絵師はねこ好きなのでしょうかね。(^_^)
 ……と考えましたが、ひょっとすると、このねこは、蚕を食べるねずみ除けなのかもしれません。←深読みが過ぎるかも。(^_^;

 ほのぼのとしたすごろくと思います。

2020年1月29日 (水)

『ならら』のロゴ(3)

 定期購読している雑誌『ならら』の題字を変えるという記事が、『ならら』の昨年の11月号に載っていました。
 候補は下の4つです。この4候補を対象に投票を募集していました。そのことを当ブログに「『ならら』のロゴ」というタイトルで書きました。
Narara201911c
 私は、現行のものが良いと思っていました。三友亭主人さんも同様のようでした。

 今年の1月号から新しいロゴに変えるということでしたが、1月号では変わっていませんでした。
 そのことも当ブログに「『ならら』のロゴ(2)」として載せました。
 今日は、それを受けて「『ならら』のロゴ(3)」です。

 今日、『ならら』の2月号が届きました。
Narara202002a
 春らしい色合いですね。今日は暖かかったです。

 さて、題字は変わっていませんねぇ。(^_^)

 1月号では題字のことはどこにも書いてありませんでしたが、今号では編集後記の末尾に次のようにありました。
Narara202002b
 皆さん同じようにお考えのようで。(^_^)
 現行のままで良いという意見が圧倒的多数だったのですね。(^_^)
 変更は見送りとのこと、良かったです。

 日本書紀成立1300年記念の記事が2本始まりました。
 記事を載せることは控え、タイトルのみ載せます。2本とも見開き2ページの記事です。
Narara202002c

 裏表紙は丸ごと全部、奈良テレビの広告です。
 いくつか番組を紹介している中に、次のものがありました。
Narara202002d
 桜井市は相撲発祥の地とありますね。
 三輪山の北西麓に鎮座している相撲神社に1度だけ行ったことがありました。平成15年の5月です。
Narara202002e


2020年1月28日 (火)

勾玉のお守り

 今日は、元勤務先である非常勤先の授業の日でした。3限と4限。
 大雪が心配されましたが、雨に変わり、1限から通常通りの授業でした。
 火曜日は今日が今学期最後の授業になります。

 4限の上代文学演習には、上代で卒論を書いた4年生4人が聴講生として出席しています。
 その4人が出雲に卒業旅行に行ってきたということで、このようなおみやげを買ってきてくれました。
Magatama01
 お守り袋には、勾玉の絵や雲の絵が描いてありますね。雲は「八雲立つ出雲」の雲なのでしょう。

 お守り袋の中には勾玉が2つ入っていました。パワーストーンですね。
Magatama02
 緑の勾玉は青瑪瑙で健康、青の勾玉はソーダライトで学業だそうです。

 希望によって勾玉の種類を選べるそうです。健康と学業というのは、本当に良いものを選んでくれました。ありがたいことです。
 健康に留意して、学業成就に励む所存です。

2020年1月27日 (月)

「増補漢語早見大全」(5)

 なんか、どこまでも続きそうで……。(^_^; 興味のない方、すみません。
 「増補漢語早見大全」の第5弾です。今回は、この資料の誤りと思われるものを取り上げます。

Kangohayami24
 3行目「苦情」に「セツナイ心」とあります。
 「苦」はつらい、「情」は気持ちの意とすれば、切ない心というのは理解できます。
 しかし、日国では「苦情」は以下の通りです。用例は出典のみ記します。

>く‐じょう[‥ジャウ] 【苦情】〔名〕
> (1)処置に困るような苦しい事情。
 *近世紀聞〔1875~81〕
 > (2)他から迷惑、害悪を受けていることに対する不平不満を表わしたことば。
 *和蘭字彙〔1855~58〕、*改正増補和英語林集成〔1886〕、*浮雲〔1887~89〕、*思出の記〔1900~01〕、*良人の自白〔1904~06〕

 この語は幕末明治から使われるようになったもののようですね。日国の(1)にあるような「処置に困るような苦しい事情」に身を置けば、確かに切ない気持ちになるでしょうが、ちょっとズレるように思います。

Kangohayami25
 1行目「惰弱」に「ヤクニタヽズ」とあります。この語は日国には次のようにあります。

>だ‐じゃく 【惰弱・懦弱・堕弱】〔名〕(形動)
> (1)気力が弱く進取の気性のないこと。いくじがないこと。なまけて弱いこと。また、そのさま。
> *権記‐補遺・寛仁元年〔1017〕、*応永本論語抄〔1420〕、*読本・唐錦〔1780〕、*新撰字解〔1872〕、*自由太刀余波鋭鋒〔1884〕、*漢書
> (2)勢力の弱いこと。体力の弱いこと。また、そのさま。
> *古活字本毛詩抄〔17C前〕

 こういう人は確かに、何かの時にあまり役に立たないかもしれませんが、それは結果であって、「惰弱」の意味とは違いましょう。

 ただ、ここで興味深いことがあります。上に示した日国は、出典のみで用例は省略してしまいました。その(1)の『新撰字解』の用例は次の通りです。

> *新撰字解〔1872〕〈中村守男〉「懦弱 ダジャク ヤクニタタズ」

 「ヤクニタタズ」とあります。「増補漢語早見大全」と一緒ですね。『新撰字解』との関連も推測されます。

 最後の行「両端」に「フタマタ」とあります。念のため、日国を確認しましたが、両端は両方の端のこと、二股は「もとが一つで、末が二つに分かれているもの」ですから、違いますね。

Kangohayami26
 3行目「祭典」に「マツリノヲキテ」とあります。「典」に「法典」などの熟語もありますので、「祭のおきて」というのもあり得るかと思いましたが、日国には次のようにあります。

>さい‐てん 【祭典】〔名〕
> 祭の儀式。祭。
> *新令字解〔1868〕〈荻田嘯〉「祭典 サイテン マツリノヲキテ」
> 用例は以下略

 解説文には「祭の儀式。祭」とあるばかりで、「祭の掟」は載っていません。
 ところが、上に見るように、この語については『新令字解』には「マツリノヲキテ」とあるのですね。

 いやぁ、おもしろくてたまりません。(^_^)

2020年1月26日 (日)

「増補漢語早見大全」(4)

 「増補漢語早見大全」、まだ続きます。(^_^; 第4弾の今日は、見出し語の上に付いている字音について、現代と異なるものを挙げます。

Kangohayami16
 3行目「比較」に「ひきやう」とあります。
 日国では、「比較」は、「ひかく」と「ひこう」が立項されていましたが、「ひきょう」は立っていませんでした。
 ツクリを同じくする「校合」を「きょうごう」とよむところから考えるに、「ひきょう」もあり得るかと思います。

Kangohayami17
 3行目「断然」に「だんねん」とあります。現代では「だんぜん」ですね。「だんぜん」が漢音、「だんねん」が呉音です。日国には「だんぜん」しか立項されていませんでした。日国に挙がっている「だんぜん」の例は、形容動詞は報徳記(1856年)が最古、副詞は米欧回覧実記(1877年)が最古ですので、幕末明治に生まれた新しい漢語のようです。新語なので、呉音・漢音いずれか読みがまだ定まっていなかったのでしょうかね。

Kangohayami18
 呉音・漢音ということでは、3行目「協力」に付いている「けうりき」は呉音ですね。現代は「きょうりょく」という漢音。明治が呉音で現代が漢音というのは、上の「だんねん」と同様です。

Kangohayami19
 2行目の「出納」に「すいのふ」と附訓されています。日国には「すいとう」「すいのう」両方立っていて、次のようにあります。用例は省略しますが、出典名だけ挙げておきます。

>すい‐とう[‥タフ] 【出納】〔名〕(「すい」は「出」の音の一つで、「だす」の意に用いるものか。「とう」は「納」の慣用音)
> (1)金銭や物品の出し入れ。現在、主に営業上の出し入れにいう。すいのう。
> *西洋事情〔1866~70〕、*増補布令字弁〔1872〕、*会計法(明治二二年)〔1889〕、*高瀬舟〔1916〕、*二つの話〔1946〕
> (2)〓しゅつのう(出納)。
>補注 「色葉字類抄」や「節用集」の類では「シュツナウ」と読んでいる。金銭の出し入れに「すいとう」と読むようになったのは比較的新しい時代になってからだと思われる。

>すい‐のう[‥ナフ] 【出納】〔名〕(「のう」は「納」の呉音)
> 「すいとう(出納)(1)」に同じ。
> *明治月刊〔1868~69〕、*日誌字解〔1869〕、*改正増補和英語林集成〔1886〕「Suino〓 スイナフ 出納」

 明治初年には「すいとう」「すいのう」両方の読みがあったようです。

Kangohayami20
 1行目の「保護」に「はうご」とあります。日国には「ほご」とともに「ほうご」も立項してあります。そこに、(「ほう」は「保」の漢音、「ほ」は慣用音)とありますので、「ほご」よりも「ほうご」の方が正当と言えそうです。
 また、日国の「ほうご」には、布令字弁〔1868~72〕「保護 ハウゴ ダイジニスルコト」という例が挙がっています。「増補漢語早見大全」の「はうご 保護 ダイジニスル」と重なります。この点、当ブログの「増補漢語早見大全」(2)で源さんの後輩さんが指摘してくださった、布令字弁〔1868~72〕「目的 モクテキ メアテ」のケースが思い起こされます。「増補漢語早見大全」と『布令字弁』とには深い関係がありそうに思えます。

Kangohayami21
 3行目「確証」に付いている「くはうしやう」はどうでしょうか。「かくしょう」でしょうから「くはう」は不審です。

Kangohayami22
 3行目「透徹」に付いている「とうてい」も不審です。「てつ」じゃないかと。

Kangohayami23
 3行目「抜群」に付いている「はつりつ」も不審。「ばつぐん」ですよね。これについては、前の行の項目の音「けいりつ」の「りつ」と目移りで生じた誤りの可能性がありそうに思えます。

2020年1月25日 (土)

「増補漢語早見大全」(3)

 「増補漢語早見大全」の第3弾です。
 今回は、知らない語が出てきて不審に思ったものの、日国等を見て、その不審が解決した項目をとりあげます。
 言ってみれば、私の無知・不勉強さの公表ということになります。(^_^;

Kangohayami11
 3行目の「旧弊」に「ワルキシクセ」とあります。
 この「シクセ」が分かりません。「しゅくせ(宿世)」かなぁとも考えましたが、ちょっと意味が違うように思います。
 日国で「しくせ」を引くと、次のようにありました。用例は省略しました(以下同)。

 >し‐くせ 【仕癖】〔名〕(「しぐせ」とも)
 > ある一定の仕方が繰りかえされて、型になった傾向、習慣、性質など。

 これですね。

Kangohayami12
 3行目の「異日」に「マヱド」とあります。これは全く分かりません。
 日国の「まえど」には次のようにありました。

 >まえ‐ど[まへ‥] 【前度】〔名〕
 > 以前。昔。せんだって。また、先年。

 また、見出し語の上の音の「いじつ」は、日国には次のようにありました。

 >い‐じつ 【異日】〔名〕
 > その日とは別の、過去または将来のある日。他日。

 両者、重なりますね。「マヱド」は「前度」のようです。

Kangohayami13
 3行目の「僻論」の「フリクツ」が分かりません。「ヘリクツ」の誤りでしょうか。一応、日国で「フリクツ」を引いたら、ありました。

 >ふ‐りくつ 【不理屈】〔名〕
 > 理屈に合わないこと。道理に合わないこと。不道理。

 これですね。不理屈という語の存在は知りませんでした。

Kangohayami14
 3行目の「娼婦」に「ヲヤマ」とあります。「おやま」というと歌舞伎の女形が思い浮かびますが、意味が合いません。
 また日国です。

 >おやま 【お山・女形】〔名〕(歴史的かなづかいは「をやま」「おやま」のどちらか未詳)
 >〔一〕(お山)
 > (1)遊女、娼妓の異称。上方で用いる。
 > (2)遊女のうち、特に、上級の太夫、天神以外のものをさしていう。
 > (3)船遊女をいう。
 > (4)一般に、美しい女を称していう。
 >〔二〕
 > (1)歌舞伎劇で、女の役をする男の役者。現代では、「女形」の字をあてることが多い。おんながた。
 > (2)操(あやつり)人形劇で、女役の人形をいう。おやまにんぎょう。

 「おやま」には、歌舞伎の女形の他に遊女の意があるのですね。これまた知りませんでした。

 なお、最後の行の「愕然」に「ビツクリ」とあります。明治時代にもう「びっくり」という語があったのかとびっくりしました。また日国を見ると、

 >びっくり〔副〕
 > (1)(「と」を伴って用いることもある)不意の出来事、また意外なことに驚くさまを表わす語。現代では多く「びっくりする」の形をとる。
 > *玉塵抄〔1563〕一九「鳥は木のまがりひきたわめて弓のやうな木をみてもびっくりとおどろくぞ」
 >  (以下、用例省略)
 > (2)微動するさまを表わす語。ぴくり。

 でした。戦国時代からあるのですね。またびっくりです。

Kangohayami15
 3行目の見出し語の「珍察」。意味が「ヨウダイヲミル」となっていますので、診察のことでしょうね。言偏と玉偏と間違えたのでしょうか。ただ、音も「ちんさつ」です。漢字表記に音も引かれてしまったのでしょうか。

 日国には「ちんさつ」は立項されていませんでしたが、国文学研究資料館の「新日本古典籍総合データベース」に『眼病珍察弁論』(がんびょうちんさつべんろん)が載っていました。写本1冊。完本ではなく、うしろが欠けているとのことです。東洋医学の眼科書だそうです。いつのものか分かりません。
 例は少ないものの、「珍察」という語も実際に使われていたことが分かります。誤字の可能性もありますけど。

 以上が今日の成果です。
 知らないことがたくさん。そして、日国はさすがに有用。

2020年1月24日 (金)

「増補漢語早見大全」(2)

 昨日の「増補漢語早見大全」(1)の続きです。
 見出し語の下に付いている語釈のなかで興味深いものを拾ってみました。
Kangohayami06
 1行目の「商社」に「アキント中マ」(あきんど仲間)とあります。
 最後の行の「学校」に「ガクモンノケイコバ」(学問の稽古場)とあります。その通りです。(^_^)

Kangohayami07
 1行目の「測量」に「ミヅモリ」とあるのに「はて?」と思いましたが、日国に次のようにありました。用例は省略しました。

>みず‐もり[みづ‥] 【水盛・水準】〔名〕
>(1)細長い材に溝を掘って水を盛り、これを土台などにのせて、その面が水平であるかどうかを測定すること。また、その器具。みずなわ。水準(すいじゅん)。
>(2)泣くことをいう、大工仲間の隠語。
>(3)疱瘡(ほうそう)で、発病後六日目頃から発疹が増大してエンドウ大の水疱となること。

 (1)の意味ですね。水準器を使っての水平の測定、および水準器を指す語のようですけど、これを広く測量の意に用いたのでしょう。

 4行目の「脱走」にある「カケヲチ」。これも日国に次のようにあります。
>かけ‐おち 【欠落・駆落・駈落・馳落】〔名〕
>(1)逃げて、行方をくらますこと。逐電。出奔。
>(2)従軍した兵士が、戦場から逃亡すること。
>(3)戦国時代、農民が戦乱をきっかけに離村したり、または重税からのがれるために散発的に離郷すること。また組織的に領主に抵抗するため郷村を離れることをもいう。都市への欠落ち者も多かった。
>(4)江戸時代、貧困、悪事などによって居住地を逃亡し、行方をくらますこと。これは、戸籍上、また保安上から厳しく禁じられ、欠落者の捜索方法や罰則などの細則があった。中世の逃散(ちょうさん)が団体的、政治的なのに対して、個人的な色彩が強く、法制上では現在の失踪に近い。
>(5)相思の男女が、互いにしめし合わせて、ひそかに他所へ逃げ隠れること。

 現代では(5)の意味で使われます。……といいますか、これも既に死語の世界に行ってしまったかもしれません。
 子供の頃、近所の酒屋のおにいさんとパン屋のおねえさんが駆落ちして大阪で暮らしているという噂を聞きました。あのふたり、もう80歳くらいです。元気で暮らしていましょうか。

 最後の行の「遅刻」にある「オツナワル」。これはたぶん「オソナワル」だと思います。いつどこでだったか記憶にありませんが、遅れてきた人が「おそなわりまして」と言うのを聞いたことがあります。この語、日国には宇津保の例が挙がっていました。

Kangohayami08
 4行目の「拳法」に「ヤワラ」とあるのは柔術との混同があるかもしれません。
 その次の行「脱籍」の「ヌケル人ベツ」は人別帳から抜ける意で、江戸時代風の表現ですね。
 1行目の「撃剣」は見出し語の上(けんじゅつ)と下(ゲッケン)の位置が入れ違っています。

Kangohayami09
 4行目「間諜」に「シノヒノモノ」。時代劇の世界です。(^_^)
 6行目の「窮民」に「ナンギノシモジモ」、その次の行の「博識」に「ヒロクモノシリ」とあるのは、その通りと思います。

Kangohayami10
 4行目の「煽動」の「ヲダテル」は、まあそうかと。
 1行目の「入津」の「ミナトイト」は「ミナトイリ」でしょうかねぇ。

 まだ続きそうです。

2020年1月23日 (木)

「増補漢語早見大全」(1)

 このようなものを入手していました。
 過去形なのは、先日の雪崩を片づけている過程で発掘されたものだからです。(^_^;
Kangohayami01
 大きさは、横がB5大、縦はB5よりも少し短いです。
 比較のために郵便切手を並べてみました。
Kangohayami02
 紙幣や切手の画像をアップしてはまずいのでしょうけど、消印があるからまぁいいかと思いました。
 番付の文字、かなり小さいです。大きく書いて、それを写真撮影して製版するような方法を採ったのでしょうかね。

 東方のトップです。
Kangohayami03

 西方のトップ。
Kangohayami04

 東西の大関が「君」と「僕」ですけど、東西対照なのはこれくらいで、他はそのようなことはありません。

 見出し語の上に音がひらがなで書かれ、下に意味がカタカナで書かれています。現代は音をカタカナ、訓をひらがなで書くのが一般的ですから、現代とは逆ですね。

 濁音と半濁音が使われています。東方のうしろから2行目に「ろんぱ」とあります。半濁音には今と同じく「゜」が使われています。

 見出し語の下の意味は和語で示されることが多いですが、東方小結の「会計」には「カンシヤウ」とあります。「勘定」でしょうね。このように音でつけられたものもあります。「かいけい」よりも「かんじょう」の方が一般的だったのでしょうね。江戸幕府の役職に勘定奉行がありますし。

 東方うしろから3行目の「シツカリトシタセウコ」、同じくうしろから2行目の「ロンジツメル」など、「証拠」「論じ」などの漢語も一般的だったものと思われます。

 西方の前頭2枚目、「平不」は、「ふへい」という音が付いていることを見ると「不平」の誤りなのでしょう。こういうのがあるので油断なりません。

 この番付、いつ発行されたものか分かりません。
 ただ、番付中央下部に「勧進元」と「差添人」があります。
Kangohayami05
 ここに「文明開化」があるところをみると、この番付は明治になってからほど遠からぬ時期に作られたのではないかと思います。

 標題に(1)としたのは、もう少しあれこれ見て、続きをアップしたいと思っているからです。

2020年1月22日 (水)

カランコエ開花&発根

 カランコエ、気温が下がってからはずっと屋内に置いています。
 今日、こんな感じです。
Kalanchoe20200122a
 短時間しか日の当たらない場所なので、茎がその日差しを求めて傾いています。いじらしい気がします。

 少し花が咲きました。
Kalanchoe20200122b

 まだの花も。
Kalanchoe20200122c

 そんな中で、花芽が付いていない茎もあります。
 そういう茎のなかには、茎の途中から発根しているもののあることに気づきました。
Kalanchoe20200122d

 アップです。
Kalanchoe20200122e

 これも。
Kalanchoe20200122f

 なんでしょうね。
 花を付けることができなかった茎は、何か力不足だったのでしょうか。
 それで、生存のために早目に発根しているということなのでしょうかね。
 なかなか興味深いです。

2020年1月21日 (火)

草津温泉が17年連続1位

 何日か前の上毛新聞(ネット版)に、「第33回にっぽんの温泉100選」で、草津温泉が17年連続で1位に輝いたという記事が載っていました。この100選というのは、旅行会社など旅行のプロが選ぶ全国の温泉地ランキングだそうです。
 群馬県自体は都道府県の人気度ランキングで最下位付近に低迷している中、草津温泉が17年連続1位というのは喜ばしいことです。

 ランキングの上位10位までと、群馬県の温泉の中で100位以内に入っているもののリストが載っていました。
Onsen100a
 著名な温泉が並んでいますね。

 手許にある文化14年(1817年)の温泉番付の東方最上段です。
Onsen100b

 同じく西方の最上段。
Onsen100c

 この200年前の番付でも草津温泉は東の大関です。
 長期にわたる人気を誇っています。

 東京からだと遠いんですけどね。(^_^;
 それにも関わらずの人気はすごいことと思います。

2020年1月20日 (月)

渋沢栄一と青い目の人形

 今度の土曜日、群馬県立女子大学で第38回群馬学シンポジウムが開催されます。
Gunmagaku38a

 渋沢栄一というのは、来年のNHK大河を意識したものでしょう。
 タイミングがちょっと早いかも。

 趣旨は次の通りです。字が小さくて済みません。
Gunmagaku38b

 講師・司会は以下の通りです。これまた字が小さくて。
Gunmagaku38c

 日米友好のためにアメリカから贈られた青い目の人形のことは承知していましたが、渋沢が関係していたことは知りませんでした。
 ググってみたところ、人形が贈られたのは昭和2年で、アメリカ人宣教師のシドニー・ギューリック博士が提唱し、渋沢がそれに共感してこの事業の仲介を担ったとのことです。
 贈られた人形は1万2700体以上に及ぶそうですが、太平洋戦争中にアメリカを敵視する風潮の下、敵性人形としてその多くが処分されたり、戦災で失われたりしたとのことです。竹槍訓練の標的にされたものもあったそうで、なんとも無残なことです。
 それでも、処分を忍びなく思った人々が密かに匿ったこともあって、現在335体の存在が知られているそうです。
 そのうちの1体が玉村小学校にあるとのことで、これまた初めて知りました。
Gunmagaku38d

 シンポジウムの当日、会場に展示されます。来日以来93年。よくぞ大切に保存してくれていたものと思います。

2020年1月19日 (日)

ウサギぴょんぴょんカレンダー

 仕事をしている時に、目の前に見える場所に下がっているカレンダー、去年はぐんまちゃんのおとぎ話カレンダーでした。
 去年、何度かご披露しました。
 今年は頂き物のこれを使っています。
 表紙です。
Usacal2020a
 私はうさぎ年なので、うさぎには愛着があります。

 1月分。
Usacal2020b

 重ねている手がかわいいです。(^_^)
Usacal2020c

 12月の後にもう1つ付いていました。
Usacal2020d

 上の画像でも十分に文字は読めると思いますが、アップにします。
Usacal2020e
 談合しているうさぎたちは、うさぎ年を待ちかねているようです。下のうさぎはさらに。(^_^)
 あと3年。このページの順番通りに年末にご披露しようかと思いましたが、それだとあと2年になってしまうので、今載せました。

2020年1月18日 (土)

ぐんまちゃんから年賀状2020

 毎年ぐんまちゃんに年賀状を出していて、毎回お返事を貰っています。
 今年も返事が来ました。♪
Gunmac_nenga2020a
 ぐんまちゃん、何かデスクワークをしています。群馬県の宣伝部長ですからね。

 手許のアップ。
Gunmac_nenga2020b
 書類の中身を覗いてみると、「ぐんまちゃんお誕生日会 企画書 <第2案>」とあります。朱のマル秘印も。

 そうか。毎年開催されているお誕生日会の内容は本人の決裁を歴ているのでした。(^_^)

 オモテです。
Gunmac_nenga2020c
 私の名前、間違っています。残念です。(^_^;

2020年1月17日 (金)

3000円で200ポイント

 前にも書きましたが、いつものスーパーでは、3000円以上買い物をすると200ポイント貰えるという、ポイントラッキー券の使える日があります。
 今日がその日でした。この日のために、昨日、一昨日は買い物をセーブしたかったのですが、昨日はあれこれ買わなくてはいけないものがあり、2664円も買ってしまいました。その分のいくらかでも今日に回したかったです。
 今日買わなくてはいけないものはあまりなかったのですが、なんとか3000円を超えました。
Tokyureceipt20200117

 3093円-キャッシュバック10円=3083円ということで、かなり優秀です。(^_^)

 3000円を目指して、暗算しながら買い物をしますが、暗算、あまり得意ではありません。1円の桁は四捨五入して、10円単位での暗算です。でも、スーパーの商品って、1円の桁は8円が多いので、四捨五入すると大体繰り上がってしまい、3000円に届いたと思っても実際には届いていない可能性もあります。それを回避するために、いつもつい多めに買ってしまいます。時には3600円くらいになってしまうことも。弱気です。(^_^;

 そんな中、今日の3083円というのはちょっと感動的でした。
 「よし、今日のブログはこれだ!」と思ったわけですが、段々冷静になってみると、本人以外の方々には、「別に?」といった感じですよね。(^_^;

 3000円ぴったりの買い物をしたら、またブログに載せますね。

 その昔、テレビで視聴者参加の買い物番組がありました。決められた予算内でなるべく上限ギリギリの買い物をするというの。
 土曜夜のナショナル提供の「ズバリ当てましょう」、日曜昼のオリエンタルカレー提供の「ガッチリ買いましょう」を思い出します。

2020年1月16日 (木)

「標註日本外史附図」

 このようなものを入手しました。
Nihongaishifuzu01
 題簽が剥がれてしまってありません。

 最初の見開きページです。
Nihongaishifuzu02
 右ページ(表紙ウラ)には「標註日本外史附図」とあります。
 「とあります」といっても、実は上から2字目の「註」と、下から2字目の「附」は、最初は読めず、調べました。多分合っていると思います。(^_^) また、下から3字目も難解ですが、これは以前、「新居関所史料館蔵」の蔵書印で覚えましたので、「史」と分かりました。体験は大切。

 上の画像の通り、この本には序文等もなく、最初のページからいきなり本文が始まっています。そして、巻末には刊記もありません。
 そういう不思議な本です。
 調べてみると、『日本外史』のテキストに『標註日本外史』というものがあることを知りました。この本はその付図という位置づけのために、特に刊記がないのかと思います。

 左ページ(第1ページ)は「関東八州略図」とありますが、平将門の乱の地図です。宇都宮のあたりを拡大します。
Nihongaishifuzu03
 「押領使秀郷」とあります。将門を討った俵藤太秀郷ですね。大好きだったNHK大河「風と雲と虹と」で露口茂が演じていました。

 大坂の陣のページ。
Nihongaishifuzu04
 今は、大坂冬の陣、夏の陣と言っていますが、この本では、「大阪前役之図」「大阪後役之図」とあります。

 前役之図で真田丸のあたりを拡大します。
Nihongaishifuzu05
 「玉造」の近くに「真田」の文字が見えます。
 文字が上下逆で読みにくいので、180度ひっくり返してみます。
Nihongaishifuzu06
 「玉造」の右下に「真田」とあります。その右にある2字は「月城」と読めます。知らない語でしたので日国を見たら、次のようにありました。

 「がつ‐じょう[グヮツジャウ]【月城】城郭の門外に突き出た半円形の一区画。城の出丸。げつじょう。」

 なるほど。そういうことなら真田丸のこととして誠によく理解できます。
 歳をとっても知らないことがたくさん。

 真田の右上に「直孝」の文字が見えます。井伊直政の子息ですね。
 大河「真田丸」で、真田丸に押し寄せた井伊勢を見て、幸村が「井伊にも様々な物語があることであろう」(セリフ、記憶が曖昧です)というような発言をして、次の大河「おんな城主直虎」へのエールを送っていたことを思い出しました。

 どうも、今日はあれこれ雑駁な内容で……。(^_^;

 昨日発生した雪崩、夕方でしたので、昨日は歩くための道作りで終わってしまいました。今日は夕方まで外出しましたので、何もしていません。明日から頑張ります。

 雪崩のあと感じたのは、部屋が明るくなった、開放的になった、という2点です。すっきりしました。
 山を撤去したら、その跡地に本棚を置けないかと考えています。置いたら、今までよりももっと暗くなり、閉塞的になることでしょう。そんなことを感じました。

2020年1月15日 (水)

雪崩は誘発する

 昼前、室内で小規模な雪崩が起きました。小規模なのは今年すでに2回目です。(^_^;

 先ほど、その片づけを始めたら、ちょっとしたはずみで中規模な雪崩が起きました。
Nadare20200115a
 写真の左下に見えていますように、テレビとビデオデッキのリモコン、エアコンのリモコンも無事です。

 その片づけを始めようとしたら、また雪崩が起きました。今度のは中規模の強といったところです。
Nadare20200115b
 テレビとビデオデッキのリモコンは無事ですが、エアコンのリモコンはどこかに流れ去ってしまいました。さがさねば。(^_^;

 この片づけの最中にまた雪崩が起きかねません。
 画面左上にドアがあります。あのドアまでの道を通さないと、トイレにも行けないし、金魚に夕飯も食べさせられません。

 雪崩の写真を撮ったり、ブログを書いていたりするヒマに、早く片づければいいようなものですけど。(^_^;
 頑張ります。

2020年1月14日 (火)

Windows7今日まで

 Windows7のサポートは今日までだそうですね。
 私の場合、旅行用のノートパソコンと、渋川の家のデスクトップパソコンが7です。
 渋川の家は今秋にも撤収予定ですので、更新はしません。渋川の家に泊まる時はノートパソコンを持って行くことにします。
 さて、ノートパソコン。今使っているのはこれです。
Win7a

 なんかおシャレな名前の色でした。シャンパンゴールドだったかなぁ。そういわれるとそんな気がします。(^_^)
 ぐんまちゃんのシール(布製です)の向きは逆だったようです。
 確かにこの向きでは、天板の「VAIO」「SONY」と逆になってしまいます。
 でも、自分がノートパソコンに向かった時に、正対する向きにしたかったのです。
 「VAIO」「SONY」の字の向きは、天板を立てた時に、他人から見える向きですよね。なんかすっきりしません。(^_^)

 内側です。
Win7b

 長い間、散々お世話になりました。
 今後は旅行のお供には使えませんが、自宅でネットに繋がない形でならまだ使えそうです。
 また、メインで使っているデスクトップパソコンが故障した折などの緊急の予備になります。

 新しいノートパソコンはしばらく前に購入済みです。
 まだ梱包のままです。昔なら、届いた日に開けて、セットアップまでしてしまったことでしょう。(^_^;
 そのうちセットアップします。2月上旬まで旅行の予定はないので、今月末までにセットアップします。

2020年1月13日 (月)

岩合さんのWクリアファイル

 菩提寺のご住職から頂いたお年賀の中に入っていました。
Iwagowfile01
 私がねこ好きだということをご存知で、こうしたものをくださいます。お心遣い、ありがたいことです。

 一見、普通のクリアファイルのようですが、ひと味違いました。
 こんな風に開きます。
Iwagowfile02
 これにA3の紙が入ります。こういうクリアファイルは初めて知りました。

 入れた後に二つ折りにしてしまったら、初めから二つ折りにして入れるのとあまり変わりませんから、折りたくない書類の場合は、折らずに使うことになりますね。私のリュックなら、折らずに入ります。(^_^)

 袋にこのようなラベルが貼ってありました。
Iwagowfile03

 便利そうです。良いものを頂きました。

2020年1月12日 (日)

高崎駅ホームの待合所

 一昨日、高崎駅の2番線に停車中の電車内から撮りました。5番線・6番線のホームにある待合所です。
Takasakiekihome01
 山は上毛三山(赤城、榛名、妙義)でしょうか。下のトンネルは碓氷トンネルをイメージしたものかもしれません。

 同じ場所から撮った7番線・8番線のホームにある待合所です。
Takasakiekihome02
 これは分かりやすくSLです。手前に写っている柱の駅名標にも動輪の絵が描いてあります。

 これらの待合所、このような姿になったのは最近です。
 ぼーっと生きているので、時期ははっきりしません。
 1年以上も前ではないけれど、2~3週間前ほど最近でもなかったと思います。←幅広すぎ。(^_^;

 高崎線の在来線のホームは1番線から8番線までありますが、1番線は今使われていません。
 2番線と4番線とが同じホームのお向かいです。3番線はこのホームの先にあり、八高線のホームです。
 そして、5番線と6番線とが同じホームのお向かい同士、7番線と8番線とが同じくお向かい同士です。

 撮影時は、たまたま4番線から8番線まで電車が全く停まっていなかったので、2番線の電車内から8番線まで見通すことができました。
 ラッキーでした。

 群馬の山々やトンネル、SLをイメージしたデザインは好ましく思います。

2020年1月11日 (土)

石碑の路ハイキングガイドブック

 高崎商科大学の地域連携センターがこのようなガイドブックを発行しました。
Ishibumiguide01

 このガイドブックの冒頭に広域地図が載っています。
Ishibumiguide04
 中央やや下に高崎商科大学があります。
 そして、その西から南西にかけて上野三碑が位置しています。
 高崎商科大学はこういう場所に立地しています。
 そして、山名八幡宮から山上碑を経て金井沢碑に至るまでの間に30基ほどの万葉歌碑が建てられています。

 その歌碑マップもこのガイドブックに載っています。
Ishibumiguide02

 これらの歌碑は、信沢克己氏という方が昭和50年代に私財を投じて建てたもので、この冊子は、その歌碑廻りのガイドブックです。

 毎ページ、以下のような構成になっています。
Ishibumiguide03
 1ページに2首ずつ。それぞれ、歌、現代語訳、英訳、歌碑の写真が載っています。
 そして、QRコードが1首に3つずつ印刷してあります。
 これをスマホで読み込むと、現代語訳、英訳、歌を聴くことができます。
 歌は、万葉歌に曲を付けたもので、1首ずつ、その歌のイメージに合わせた違うメロディーになっています。

2020年1月10日 (金)

群馬県庁の展望台から

 今日は前橋で仕事の日でしたので、またいつものように県庁に行きました。
 ふと思い立って、32階の展望台に行ってみました。展望台、久しぶりでした。

 群馬県庁舎は、全国の県庁舎の中では最も背が高いのだそうです。バブルの頃の竣工でした。
 群馬県庁よりも東京都庁の方が背が高いのだそうですが、あちらは都庁であって、県庁ではないので、県庁舎の中では一番高いのだと、中山秀征(群馬出身)が言っていました。

 北西に見える榛名山。
Kencho20200110a

 北に見える赤城山。
Kencho20200110b

 上の画像の左下隅付近に建物が見えます。
 アップです。
Kencho20200110c
 これは臨江閣。
 明治17年に、群馬県令楫取素彦らの協力と募金によって建てられた迎賓館で、国指定の重要文化財です。

 その東には、「るなぱあく」があります。
 前橋城の堀を利用して作られた遊園地です。
Kencho20200110d

 県庁のすぐ西には利根川が流れています。
Kencho20200110e

 川の流れをゆるやかにするために築かれた設備。
Kencho20200110f
 この写真のみ、エレベーターの中から撮りました。

 西に見える浅間山。
Kencho20200110g
 良い天気でしたが、そこそこ雲がありました。

 展望台から降りて、またいつものように2階の県民センターに行きました。

 ぐんまちゃんスタジオはお正月仕様になっていました。
Kencho20200110h


2020年1月 9日 (木)

新田神社をゆく

 金魚の水槽の水草、かなりしょぼくなってしまっていましたが、先端から新芽が出たり、茎の途中から脇芽が出ていたりしているので、撤去するのは躊躇していました。
 でも、水草自体、かなり弱まっていて、茎にコケが付くなど、水質悪化の原因にもなっていそうな気がします。

 背に腹は代えられず、新しい水草と取替えてしまうことにしました。

 水草を買いに、いつもの金魚屋さんに行きました。東急多摩川線の武蔵新田が最寄り駅です。

 この駅の近くには新田神社があります。新田義貞の子息である新田義興が祀られています。……ということは承知していたのですが、具体的な場所は知らず、まだ行ったことはありませんでした。

 先日、ふとしたことで、この神社の場所が分かりました。金魚屋さんのすぐ近くでした。

 お正月だし、お天気も良くて、暖かく、参拝日和でした。
 金魚屋さんのついでというのは憚られますので、神社に行ってから金魚屋さんに向かいました。

 鳥居。
Nittajinja01

 社殿。
Nittajinja02

 塀には、この神社についての長い解説が書いてありました。
Nittajinja03

 ポイントを切り貼りします。
 一昨日から切り貼りが多くて。(^_^;
Nittajinja04
Nittajinja05
Nittajinja06
 上に、多摩川の矢口渡や、平賀源内の「神霊矢口渡」が登場しています。
 ちなみに、武蔵新田の隣の駅が矢口駅です。

 境内にある御神木。ケヤキだそうです。
Nittajinja07

 御神木の解説板。
Nittajinja08
 寄生木の花というのに興味が湧きました。季節になったら行ってみたいです。

 境内にあったお稲荷さん。
Nittajinja09

 この小山は新田義興の墓所だそうです。
Nittajinja10

 解説板。
Nittajinja11

 墓所の傍らにこのような道しるべがありました。江戸時代のものです。
Nittajinja12
 境内にあるのに「これより右」もないものです。
 この道しるべ、もとは別の場所にあったのを、ここに移設したのだそうです。
 橿原の久米寺の前にあった道しるべも、もとは別の地にあったものを移設したものかもしれませんね。

2020年1月 8日 (水)

年縞(つづき)

 昨日、JR西日本の『西Navi』新年号の特集に取り上げられていた福井県水月湖の「年縞」をご紹介しました。
 「年縞」という語自体を初めて知ったこともあり、大変に興味深く感じました。
 昨日のブログで書き足りなかったことがありますので、もう少し書きます。
 また、あらかた切り貼りですけど。(^_^;

 この年縞によって分かることとしては、次のような事項も挙がっていました。
Nishinavi202001h

 年縞の堆積は、平均すれば1年に0.7mmだそうですけれども、そうしたなかで姶良カルデラの火山灰が30cmというのは破格ですね。噴火の大きさが分かります。
 氷河期がわずか1年で温暖期に移行したらしいというのも意外なことでした。

 年縞が発見されたのは平成3年だそうです。以後、研究者の方々の様々なご苦労や工夫を経て、今に到っているようです。
Nishinavi202001i
Nishinavi202001j
Nishinavi202001k

 多国籍の研究者の協力だったのですね。
 この年縞が年代測定の「世界標準のものさし」になっているというのも嬉しいことです。

 年縞博物館ではこのようなグッズも売られているそうです。
Nishinavi202001l
 左から、定規、ネクタイ、クリアファイルです。(^_^)

2020年1月 7日 (火)

年縞

 上越・北陸新幹線(たぶん東北新幹線も)の座席には、広告誌『トランヴェール』が置いてあります。毎月愛読しています。
 JR西日本の管内にも路線が延びている北陸新幹線には、これに加えて『西Navi北陸』も置いてあります。
 その新年号の表紙に、「年縞ってなに?」と書いてあります。この号の特集ということです。
Nishinavi202001a

 「年縞」という語、知りませんでした。興味を覚えて読んでみました。

 ポイントを適宜切り貼りしてみます。
Nishinavi202001b
Nishinavi202001c
Nishinavi202001d
Nishinavi202001e

 年縞って、木の年輪や、魚の鱗と似ていますね。
 1年間にできる年縞の厚さは平均0.7mmだそうです。本当に少しずつ堆積していったのですね。

 すぐ上に花粉のことが書かれていますが、花粉から植生も分かるので、各時代に、どんな植物が生えていたのかも分かるそうです。
 7万年間の自然災害や気候変動が分かるって、すごいことと思います。

 この湖で年縞が保存された理由については、以下のようにあります。
Nishinavi202001f
Nishinavi202001g

 このような理想的な条件が重なったのですね。

 確かに、うちの金魚のようなのが住んでいたら、しょっちゅう湖底のエサを探して湖底がかき乱されてしまうことでしょう。年平均0.7mmではひとたまりもありません。

 本当に幸いなことだったと思います。貴重な研究資産です。
 小浜線三方駅の近くには福井県年縞博物館があるそうです。
 この博物館内にはカフェもあって、1枚目の画像の中央にあるのは、このカフェの名物「年縞SAND」です。(^_^)

2020年1月 6日 (月)

焼き鯖すし(2)

 昨日、いつものスーパーで買いました。
Yakisaba04
 小浜駅の駅弁です。本場物ですね。♪
 中身です。
Yakisaba05
 かなり脂がのっていました。

 寿司にしては生姜が付いていないなぁ、と思いましたが、鯖の下に隠れていました。
Yakisaba03

 タイトルに(2)とつけたのは、この駅弁、一昨年の5月にも同じスーパーで買って、ブログに載せていたのでした。
 なんか見たような駅弁だと思いましたが、HPには載せていませんでしたので、錯覚かと思いました。
 でも、気になってブログを探して見つけました。
 HPに載せるの、ついうっかりしたのですね。

 今回はちゃんとHPに載せました。
 それで、ブログの方にも載せることにしました。

2020年1月 5日 (日)

金魚の水槽、その後

 元日のブログで、金魚の水槽が茶色っぽくなってしまったことを書きました。
 当日の写真です。
Kingyo_r020101
 茶色の正体は、茶ごけや植物プランクトンのようです。
 その対策としては、ゴハンの量を減らすこと、ライトの点灯時間を短くすること、水替えをもう少し頻繁にすること、などを試すことにしました。

 予定通りに、ゴハンの量を減らし、ライトの点灯時間を短くし、昨日は水替えをしました。
 今日の水槽です。
Kingyo_r020105a
 どうでしょうね。あまり変わっていませんかね。まだ4日なので。(^_^)
 今後も対策を続けます。金魚たちは、「なんか、ゴハンが足りない気がする」と思っているかもしれません。

 水草もだいぶしょぼくなってしまいました。
 全部撤去して、あたらしい水草と入れ替えたいところです。
 でも、茎の先端から新芽の出ているものもあります。
Kingyo_r020105b

 脇芽の出ているところも。
Kingyo_r020105c

 こういうのを見ると、撤去は躊躇されます。

 コケ対策としては、コケを食べる貝がかなり有効だということを最近知りました。
 フネアマ貝やカバクチカノコ貝というもので、アマゾンで買えます。
 水槽の中に金魚以外の生き物がいるというのも楽しそうなので、試してみたいです。
 ただ、コケしか食べないので、水槽内のコケを食べ尽くしてしまうと餓死してしまうそうです。
 それはあんまりだなぁと思って、これまた躊躇されます。

2020年1月 4日 (土)

『大美和』138号

 暮に渋川の家に行った時に届いていました。住所変更せねば。
Omiwa138a

 目次のごく一部です。
Omiwa138b
 毛利先生のは「日本書紀 撰進奏上一三〇〇年記念」のご論文のようです。
 寺川先生のと神野志先生のは講演の文字起こしを原稿化されたものです。

 神野志先生の文章の中にこのような一節がありました。
Omiwa138c

 今年、日本書紀の注釈書が刊行予定とのこと、楽しみです。1300年ですからね。
 そして、新編全集の日本書紀への評価。
 辛辣ですねぇ。神野志先生らしいとも言えますけど、ちょっと。(^_^;

2020年1月 3日 (金)

お屠蘇と鯛

 歳末、いつものスーパーで、お屠蘇が目に入りました。
 お屠蘇、もう何十年も飲んでいません。
 昔飲んだ時の香りと味が記憶に甦ってきました。
 で、お酒と一緒に買ってきました。
Toso
 お酒は、南魚沼の純米吟醸「八海山」の1合瓶です。

 屠蘇散の説明を読むと、屠蘇散を清酒1合に6~7時間浸し、みりん(30~50ml)、または砂糖(小さじ2~3杯)を加える、とあります。
 普通、元日に飲むのでしょうけど、寝坊したり、忘れていたりして、屠蘇散を浸すのは今日になってしまいました。まだ三が日なので良いと思います。

 おいしゅうございました。でも、昔飲んだのはもっと甘かったような。
 昔飲んだのは、清酒じゃなくて、みりんに浸けたのかもしれません。

 今日の夕方、またいつものスーパーに行ったら、ささやかな駅弁フェアをしていました。
 そこに金目鯛西京焼弁当がありました。小田原の駅弁です。新年早々、鯛はめでたいと思い、買って来ました。
Kinmesaikyo01

 中身です。
Kinmesaikyo02

 パッケージと中身と違うような気も……。(^_^;

 パッケージの右下隅にこのようにありました。
Kinmesaikyo03
 パッケージの写真はイメージ映像なのでした。

 でも、焼きたてをアップで撮ればパッケージのようになるでしょうから、あながち違っているとも言えないような。

2020年1月 2日 (木)

二〇二〇餅

 頂き物です。
Akebono2020d

 上の画像は包装紙。それを剥がすと、
Akebono2020e

 包装紙は赤、箱は白で、紅白になっています。そしてそれぞれに2羽の鶴。おめでたいです。
 名前は「二〇二〇餅(にせんにじゅうべい)」です。「せんべい」の2.02倍ということですね。

 話は逸れますが、奈良のまんとくんはマントを着ているからそういう名なのだと思っていました。
 ずいぶん経ってから、そうではなくて、「せんとくん」の10倍で「まんとくん」なのだと気づきました。
 名前が先で、名前に合わせてマントを着ている姿なのでした。
 思えば、まんとくんはせんとくんに対抗して作られたのですから。気付くのが遅かったです。

 話を戻して。(^_^)

 箱の中身は、また紅白の小袋です。
Akebono2020b

 赤い袋の中身。
Akebono2020c

 白い袋の中身。
Akebono2020f

 「2020」をかたどったおかき、重ね松、亀甲、紅白の豆などは共通です。
 赤限定が、黒大豆おかきと梅ざらめ。
 白限定が、長寿海老と海苔巻です。

 そして、昨日ご紹介したねずみの根付けが付いています。
Akebono2020a

 おめでた満載のお煎餅です。
 お正月に相応しい素敵なものを頂きました。
 画像だけですみませんが、おめでたをお裾分けします。

2020年1月 1日 (水)

あけましておめでとうございます(令和2年)

 あけましておめでとうございます。
 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
Akebono2020a
 上の画像は頂き物のお煎餅に入っていた根付けです。
 子年の新年向けのおめでたいお煎餅です。
 これについては明日にでも。(^_^)

 金魚も元気です。一昨年の6月にわが家に来て以来、1年半になります。
Kingyo_r020101

 1匹も欠けることなく新年を迎えられたことを幸いに思います。

 1年前はこのようでした。
Kingyo_h301231a

 ずいぶん大きくなりました。
 それは良いのですが、比べてみると水槽の色合いがずいぶん違います。
 今日の写真では背後のガラス面に茶色いコケが付いていたり、底砂が茶色くなってしまっているということもありますけど、水の色も違うように思います。
 しばらく前から気になっていました。
 12月25日に水替えをし、30日には濾過器の掃除もしたのでしたが。

 ググってみると、水の色が茶色くなる原因は富栄養で、茶色の正体は、茶ごけや植物プランクトンだそうです。
 エサのやり過ぎ。(^_^; というか、食べ残しが多いようです。

 水温が下がって、食欲が落ちていましたので、ゴハンは少なめにしていたのですが、まだ多かったようです。
 あとは、ライトを点灯している時間も長いようです。

 ということで、対策としては、ゴハンの量を減らすこと、ライトの点灯時間を短くすること、水替えをもう少し頻繁にすること、などを試してみます。

 金魚は今までと変わらずに元気です。私が近づくと、「ゴハン、ゴハン」と寄って来るので、ついやり過ぎてしまうんですよね。(^_^;
 今日の写真でも、左側の4匹が、正面顔になって私を見つめています。(^_^)

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