広瀬本万葉集がデジタルアーカイブに
ツイッターのリツイートで知りました。
広瀬本万葉集が関西大学の東アジアデジタルアーカイブに公開されています。
URLはこちらです。https://www.iiif.ku-orcas.kansai-u.ac.jp/books?fulltext=%E4%B8%87%E8%91%89%E9%9B%86&title=&yomi=&alternative=&title_en=&author=&series_title=&series_title_en=&series_yomi=&book_id=&callno=&department=All
クリックするとこういう画面が出てきます。
左側のメニューが全て「萬葉集 20巻」となっていますが、1番上が巻一・巻二、2番目が巻三・巻四、……です。
広瀬本は、『校本萬葉集』の別冊3冊として影印本が刊行されていますが、居ながらにしてパソコンの画面上で本文を見ることができるのはありがたいことです。
しかも、『校本萬葉集』別冊の影印はモノクロですが、こちらはカラーですので、朱の書き込みを鮮明に見ることができます。
広瀬本の書写年代は江戸時代とはいえ、全巻完備している次点本はこれのみですので、極めて貴重ですよね。
広瀬本が発見された(といいますか、広瀬氏が古書市で購入された万葉集の写本が次点本であることが判明した)ということを伝える新聞記事は、かなり大きな扱いでした。その切り抜きをコピーして、毎年授業の折に配っていました。切り抜きは、研究室を撤収した時に段ボール箱に入れて東京の家に持ってきたのですが、どの段ボール箱にあるやら、分かりません。まだ開梱もしていません。家を片づけねば。(^_^;
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>広瀬本が発見された・・・ということを伝える新聞記事
これは私もしっかり記憶しています。大変な騒ぎでしたよね。
そしてこれまた、私も切り抜きを散っていたはずなのですが、どこにあるやら・・・
ともあれこのような貴重なものが、このように見やすくして頂けるのは有難いことですね。
研究のために云々・・・というような立場ではありませんが、単に「目の保養」としても楽しいです。
投稿: 三友亭主人 | 2019年12月29日 (日) 08時18分
三友亭主人さん
コメントをありがとうございます。
新聞紙上での扱い、大きかったですよね。
他に、稲荷山古墳鉄剣の銘文発見、太安万侶の墓誌発見も大きな扱いだったことが記憶に残っています。
切り抜きは、スクラップブックなどに貼っておかないとどこかに行ってしまいます。(^_^;
スキャンしておけば良いのでしょうけど、当時はまだ持っていなかった気がします。
あれ、昭和の終わりか、平成の1桁の頃でしたね。
そういえば、四国の冠纓神社から天治本の巻15が発見された、ということもありましたね。
滅多にないことではありましょうが、今後も何が出てくるか分かりませんね。期待して待つことにします。
広瀬本を居ながらにしてカラーで見られるというのは本当にありがたいことと思います。
投稿: 玉村の源さん | 2019年12月29日 (日) 11時11分