ほの国百貨店閉店へ
今日のネットニュースで標題のことを知りました。豊橋の百貨店です。
といっても、私、この百貨店に行ったことはありません。
先年、何回か豊橋の愛知大学で開催されたシンポジウムに参加した時に、この百貨店のことを知りました。
古代、のちの東三河の地は「穂の国」と呼ばれていました。
国造本紀の東海道の部分は、尾張国造-参河国造-穂国造-遠淡海国造、という順で並んでいます。参河国と遠淡海国との間に穂国があったのでしょう。律令時代になると、穂国は参河国と一緒になってしまいます。
でも、現在、東三河の地では、かつてこの地が穂の国であったことが意識されているのでしょうね。
豊橋駅構内で、このような看板を見ました。
このような行き先表示板も。
ほの国百貨店の閉店で、その一角が崩れてしまうようで残念です。
閉店の原因は、インターネット通販の増加などで売り上げが伸び悩んだことが大きいそうです。
インターネット通販の影響は、書店やパソコンショップなど、各方面に大きいですね。
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ほの国百貨店閉店,誠に残念です。
でも,仕方がありません。
我が家では奥さんが洋服を買うことがありましたが
最近では,たまに地下の名店街を利用するぐらい。
お客が全然いないのでは仕方がありません。
これで,豊橋市に百貨店はなくなりました。
ほの国百貨店の前身は,豊橋丸栄百貨店。
丸栄の本家(名古屋市)は,ずいぶん前にありません。
豊橋丸栄は,ほの国百貨店と名を変え頑張っていたのですが・・・。
豊橋の中心市街地は,益々地盤沈下です。
ところで,穂の国は三河国と統合されたのですが
三河国府は,穂の国にあったのです。
先日行ってきました。
三河総社と三河国府跡
http://hagisan.air-nifty.com/whats/2019/11/post-d863e5.html
今は何にもありません。
投稿: 萩さん | 2019年11月15日 (金) 19時37分
萩さん
コメントをありがとうございます。
百貨店業界、厳しいですね。前橋の西武はとうの昔に撤退してしまいました。
三河国と穂国とが統合して、どうして国府は旧穂国地域に置かれたのでしょうかね。
立地が良かったためか、あるいは国名は三河を生かす代わりに国府は穂国に置いたとか。
投稿: 玉村の源さん | 2019年11月15日 (金) 20時46分