「世田谷郷土かるた」
このようなものを入手しました。
発行者は、こどもたまがわ文化の会で、ボロ市推進委員会が協賛、世田谷区教育委員会が推薦。昭和53年12月発行です。
私は昭和32年10月から昭和60年3月まで世田谷区民でしたし、昭和60年以降も平成8年まで帰省先が世田谷区ということで準区民のようなものでした。それで、世田谷区には愛着があります。
ただ、世田谷区は東京23区の中で最も面積が広く、わが家は区のヘリ付近でしたので、知らない場所も多いです。
絵札から6枚。
対応する読み札。
「い」は松陰神社ですね。「さ」は鷺草にまつわる伝説。鷺草は世田谷区の区の花で、毎年春先に、世田谷区役所や出張所で鷺草の球根の無料配付が行われ、貰ってきて育てていました。花も咲きましたし、新たに球根も採れたのですが、やがて絶えてしまいました。「し」は懐かしの玉電。解説に依れば明治40年の開通だそうです。「て」のでんぎり山というのは知りませんでした。駒沢競技場は家から徒歩15分ほどでしたので、遊びに行ったこともあります。「と」の等々力渓谷に初めて行ったのはつい数年前です。「ま」は豪徳寺ですね。このかるた、ひこにゃんの生まれる大分前です。
しおりが付いています。
以下のように、1ページにかるた1枚ずつの詳しい解説が書かれています。
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世田谷郷土かるたしおりの方が,価値がありそうですね。
札は50枚ぐらいでしょうか?
それだけの場所を紹介しているのだから,すごいです。
やっぱり,東京にはいろいろな名所がありますね。
サギソウの無料配付ですか?今では考えられませんね。
投稿: 萩さん | 2019年10月 6日 (日) 08時42分
萩さん
コメントをありがとうございます。
しおりは本当に詳細でした。役に立ちそうです。
札は、「ゐ」「ゑ」「を」「ん」はありませんので、44枚になりましょうか。
そうですね。世田谷区内だけで44枚の札が作れてしまうのはやはりすごいことかもしれませんね。
鷺草の無料配付、今はもうやっていないのでしょうかね。
投稿: 玉村の源さん | 2019年10月 6日 (日) 09時52分