赤堀町歴史民俗資料館で公開講座
今日は、群馬県伊勢崎市の赤堀町歴史民俗資料館で公開講座をしてきました。
全4人のリレー講座です。
私はトップバッターということになります。
他の講師の方々は、歴史学、考古学がご専門ですので、多少とも関連付けられるように、前半はいつものように梅花宴序の話をしましたが、後半は飛鳥・奈良時代の元号について話しました。レジュメはこちら。
皆さん、とても熱心に聴いてくださいました。やりやすかったです。
ただ、最後の質問コーナーで、持統天皇の「春過ぎて夏来たるらし」の歌の解釈について質問されました。今日の話と関係ないんですけどね。(^_^;
どうも、公開講座では講座の内容と全く関係ない質問をされる方が多いです。かねがね疑問に思っていたことを、この機会に、ということなのでしょうかね。
電車の時間の関係で、だいぶ早く会場に着きましたので、今回の講座でお世話になった職員の方が、館内を案内してくださいました。館内撮影可でした。ありがたいことです。
常設展。縄文土器。
同じく、埴輪の馬。
この地域の旧石器時代から中世くらいまでの出土品がたくさん展示されていて、充実した内容でした。
2階には古民具や、私が子供だった頃の電化製品などが展示されていて、懐かしかったです。
資料館情報紙の最新号。
ここに書いてありますように、「お月見展」が始まったところです。
十五夜のお供え物。
様々なお供え物が箕に盛られています。農具としての箕は身近な存在だったのでしょうね。
それから、お団子のように見えるのは饅頭です。これは珍しいかもしれませんね。
ススキは糸枠に挿してあります。糸枠もまた養蚕と深い繋がりがありますね。
昭和52年の写真と解説。
同じく。
十三夜のお供え物。
同じくアップ。
これらも興味深い展示でした。
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