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2019年8月 5日 (月)

「日本誕生」の台本

 「日本誕生」という東宝映画があります。
 昭和34年の作品で、東宝の制作本数1000本の記念作品です。
Nippontanjo
 メインストーリーは倭建命ですが、途中、天石屋戸と八俣大蛇の話が挿入されています。

 その台本を入手しました。
Nihontanjo_s01
 ただしこれ、横長ですし、裏表紙に「非売品」という記載もありますので、撮影に使われた台本そのものではないと思われます。
 横長では役者さんが手に持つのも不便でしょう。

 キャストのページの冒頭。
Nihontanjo_s02
 三船敏郎がスサノヲとヤマトタケルの二役です。スサノヲと小碓命の両方に名前が載っているのは当然として、日本武尊のところにも載せているのは余計と思います。(^_^;

 焼津の火難の部分。
Nihontanjo_s03
 この映画では、ヤマトタケルが焼き殺されそうになったとき、その傍らに弟橘姫がいたことになっています。古事記における「さねさし」の歌を思えば、この設定はアリかと思います。

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コメント

左卜全さんが天御中主ですか・・・るほどね。
三船敏郎さんスサノオとヤマトタケルのダブルキャストですね。

やはり・・・ねえ。あの猛々しいイメージは、ほかのやうしゃさんではそうそう出せないもんでしょうからねえ。

三友亭主人さん

 映画(DVDですが)を見ていたときは、左卜全が誰を演じているのか分からなかったんです。この台本で知りました。
 天照大神に天の石屋戸から出て貰うための算段をしているシーンに、左卜全いました。(^_^)

 三船敏郎はどちらの役もぴったりだったと思います。とすると、スサノヲとヤマトタケルとはイメージが重なり合う部分があるということになりそうですね。

 悲しみを秘めた猛々しさ。

 ヤマトタケルの熊襲討伐の折、ヤマトタケルが女装する部分はさすがに違和感がありました。(^_^)

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