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2019年8月

2019年8月31日 (土)

昭和17年「元禄忠臣蔵」の試写会パンフ

 このようなものを入手しました。
S17genrokushisha01

 昭和17年の2月に催された「元禄忠臣蔵」(後篇)試写会のパンフレットです。
 表紙の写真は高峰三枝子。右下の「2602」という数字は神武紀元2602年です。
 前年の12月に太平洋戦争が始まっています。

 試写会の招待状。会場は名古屋市内です。
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 最後の行に「靴又は草履でおいで下さい」とあります。何を排除しているのでしょう。下駄はダメということでしょうかね。

 小袋が付いていました。開封済みです。下はその中身。こちらは未開封で白粉のようです。80年近く前。ちょっと開けたくありません。(^_^;
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 しかしまぁ、よくぞ、パンフレット、招待状、おまけの小袋と、3点セットで保管されていたものです。

 最初のページ。
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 高峰三枝子は当時大人気だったのでしょうね。この作品が時代劇初出演ということです。
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 キャスト前半。
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 キャスト後半。
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 徳川綱豊を市川右太衛門が演じていますが、私の知った人は少ないです。
 大石内蔵助を河原崎長十郎、おみの(高峰三枝子)の恋人磯貝十郎左衛門を河原崎国太郎が演じているなど、前進座の俳優が中心のようです。前進座の創設者中村翫右衛門も富森助右衛門役で出ています。

 後半の7人目、武林唯七役の市川莚司は加東大介。うしろから4人目の大石吉千代役には中村梅之助がいます。梅雀のお父さんですね。当時12歳。

2019年8月30日 (金)

水草の残党&塩素の抜きかた

 夕方、金魚の水槽の水替えをしました。
 その際、散々食べ散らかされた水草の残党を集めて植え直しました。
 水替え直後なので少し水が濁っています。
Kingyo_r010830

 前回新しい水草を入れたのは8月14日でした。
Kingyo_r010814a

 2週間ちょっとで見る影もなくなりました。
 水槽の中に水草の残骸が浮遊しています。拾ったんですけどね。
 植え直した水草もあと数日でしょう。新しいのを買ってこなければ。

 話は違いますが、水道水の中の塩素を抜く時に、薬品を使わないとすると、バケツに水道水を入れて汲み置きしますね。
 その際、塩素を抜く働きをするのは太陽光なのか、それとも、水道水を空気にさらすことなのかが分かりませんでした。
 前者ならば日に当てることが必須ですが、後者ならば屋内でも良いことになります。
 仕組みが分からないままに、子供の頃からずっと適当に塩素抜きをしてきました。時間もいいかげん。

 これ、ネットで金魚の飼い方のサイトなどで調べたのですが、見つかりませんでした。
 今、この文章を書きつつ、自分で書いた単語にふと思い立って、「くみ置き水」でググってみたら、ヒットしました。
 太陽光の中の紫外線が塩素を分解するようです。強い日射しの下なら数時間、屋内ならば2~3日のようです。
 思わぬことで正解に辿りつきました。今さらながら、検索にはキーワード選びが大切ですね。

2019年8月29日 (木)

メールの差出人名が

 非常勤先の前期の成績登録、数日前に無事に済ませました。

 私の担当科目では、学生さんが提出するレポートは、以前は紙媒体のみでしたが、平成16年以降はメールの添付ファイルでも良いことにしています。

 その頃はまだ、少数派とはいえ一太郎ファイルの提出もあったのですが、最近は大部分がワードで、PDFが少し、という感じです。一太郎は平成23年度に1人いたのが最後で、以後はありません。絶滅危惧種です。

 あるいは、一太郎では私が読めないかと思ってPDFに変換して提出した学生がいたかもしれません。←可能性は低いと思いますが。(^_^;

 一太郎派としては寂しいことです。

 今回は、メールの差出人名に異変がありました。
 漢字(かな交じりもあり)の氏名の名字と名前とが逆転している学生がぞろぞろいます。
 たとえば、「さゆり石川」「敏郎三船」のような感じです。
 なんか、違和感ありすぎ。

 「Sayuri,Ishikawa」のように、ローマ字で、かつカンマがあるような差出人名ならば、そういうメールも来ますので、違和感はありません。

 どうしてこういうことになってしまったのか。

 こういう差出人名の学生は2年生だけでした。すべて大学のメールアドレスです。
 どうやら、2年生が入学した昨年4月の登録段階で、こういうシステムになってしまったのではないかと思います。2年生で大学のメールアドレスを使っている学生の中にも、「長山洋子」「氷川きよし」方式のものもわずかにあります。ということは、名字を先にする形式での登録も可能ではあるのでしょう。

 名字と名前とが逆転していても、大体は本来の文字列を復元できますけど、ちょっと珍しい名字だったり、名前の表記も今どきは個性的なものも珍しくありません。名字・名前の文字数も2字+2字が多数ではあっても、1字や3字も珍しくありません。
 それらの関係で、人名の同定が困難な場合もありそうです。

 システムの検討をお願いしたいところです。
Gunmac_vaio


2019年8月28日 (水)

偽docomo?

 今朝、スマホにこういうメールが届いていました。
Nisedocomo01

 どうなんでしょ? 怪しいような気もします。
 本文に宛名(私の名前)が書いてないし、送信時刻も早すぎます。自動送信ならば時刻が早いこともあると思いますが。
 プランのこと、契約時にどうしたのか記憶の彼方ですが、前の機種では自動更新でした。
 クリックするのは不安なので、しばらく静観することにしました。

 昼、こういうメールが届きました。
Nisedocomo02

 朝のメールと同文ですが、送信者名が、朝は「docomo」だったのに、昼は「Docomo」となっていて、頭文字の大文字・小文字が異なります。
 怪しさ拡大。

 先ほど、こういうメールが届きました。
Nisedocomo03

 タイトルは最後通牒ですね。
 送信者名はまた朝昼と異なります。
 そして、本文がURLしかありません。
 なんぼなんでも、天下のドコモがこういうメールを送ってくるとは思えません。

 不審メール確定で良いですね。
 油断のならない世の中です。

【追加】
 その後、メールが3通届きました。
Nisedocomo04

 最後通牒って1回きりのはずなのに、4つ来ています。まだ来るかもしれません。(^_^;
 不審、確定ですね。(^_^)

2019年8月27日 (火)

『明治天皇紀』は詳細

 一昨日、「明治11年『御巡幸御休泊割各駅記』」という記事を載せました。
 巡幸の事前の予定なのか、あるいは巡幸の事後の記録なのか、性格のはっきりしない史料です。
 それを検討するのに使える史料があります。
 『明治天皇紀』全12巻+索引(吉川弘文館)です。
 で、今日、早速見てきました。明治11年は4冊目にあります。
Meijitennoki04

 この冊は、昭和45年8月 第1刷で、私が見たのは平成12年12月発行の第2刷です。

 これと一昨日の各駅記とをつき合わせて行けば、何か分かるかもしれません。
 8月30日から11月9日までのこの巡幸は、P.467~P.565に収められていました。
 約70日が約100ページ。1日あたり約1.4ページ。

 詳細な記録でじっくりと読んでゆきたいのですが、短時間で分析するにはちょっと詳細すぎ。(^_^;
 いつか、ということで……。
 根性なしです。(^_^;

2019年8月26日 (月)

ぐんまちゃんの反射リストバンド

 ネットオークションで手に入れました。
Gunmac_wristband01

 こういう品は初めて見ました。いろいろな物が作られていますね。発売元は群馬の会社ではなくて渋谷区初台の会社でした。

 こんな感じで身に着けるのでしょう。
Gunmac_wristband02

 安心して夜道を歩けます。
 といっても、街中だと夜も明るいので、そういう場所ではあまり意味がないかもしれません。

 実は、全部で15本。(^_^;
Gunmac_wristband03

 15本セットでの出品でした。300円スタートで、私ともう1人が激しく争った結果、340円で落札しました。
 1本あたり22.7円。お買い得でした。
 出品者からのメッセージは「ぐんまちゃんの人気を広めるために、格安で出品します。(なので群馬県外の方限定)」とのことでした。
 私が落札しては趣旨から外れそう。(^_^;

 希望される方には無料で差し上げます。♪

2019年8月25日 (日)

明治11年『御巡幸御休泊割各駅記』

 このようなものを入手しました。
M11gojunko01

 明治11年に行われた明治天皇の北陸東海巡幸時の休息地・宿泊地のリストです。
 なぜ、このようなものに関心を持ったかというと、この折の巡幸で明治天皇は群馬県の新町にも宿泊しています。
 その時の建物が行在所公園に現存しています。
Shinmachi_anzaisho01

 解説板。
Shinmachi_anzaisho02

 毎年、新町のひな祭りのメイン会場にもなっています。

 それで、この巡幸に関心を持っていたのです。

 最初のページはこのようになっています。
M11gojunko02
 昼食休憩地は▲、宿泊地は●で示すとあります。

 地名リストの冒頭部。
M11gojunko03

 新町にはちゃんと●が付いていて、宿泊地だったことが知られます。

 その次のページ。
M11gojunko04

 新町のあとは倉賀野を経て高崎で昼食、そのあと前橋に行って宿泊。翌日、また高崎に戻って昼食の後、中山道を長野方面に進みます。
 前橋が寄り道ですが、県庁所在地だったせいですかね。

 全行程の宿泊地を抜き出してみました。

 (埼玉県)浦和、桶川、熊谷、
 (群馬県)新町、前橋、高崎、松井田、
 (長野県)追分、上田、長野、関川、
 (新潟県)高田、柿崎、柏崎、出雲崎、弥彦、新潟、新発田、新津、三条、長岡、柏崎、柿崎、名立、糸魚川、
 (富山県)泊、魚津、富山、今石動、
 (石川県)金沢、小松、
 (福井県)丸岡、福井、今荘、敦賀、
 (滋賀県)木ノ本、高宮、草津、大津、草津、水口、
 (三重県)関、津、山田、山田、津、桑名、
 (愛知県)名古屋、
 (岐阜県)岐阜、
 (愛知県)岡崎、豊橋、
 (静岡県)浜松、掛川、藤枝、静岡、蒲原、三島、
 (神奈川県)小田原、藤沢

 ものすごい大旅行です。この折の巡幸は、8月30日~11月9日の2ヶ月以上に及んだそうです。
 ルートは基本的に一筆書き方式ですけど、先ほどの高崎→前橋→高崎などの寄り道もあります。
 一番大きな非一筆書き方式は新潟県です。
 長野県から上越に入って、中越・下越まで行き、そこから戻って中越・上越を経て富山県に向かいます。

 最後のページ。
M11gojunko05

 新橋・横浜間には鉄道が通っていますので、最後の部分は鉄道利用です。

 さて、これはいつ発行されたものでしょうか。
 日付は、最初のページに「御発輦 明治十一年八月三十日」とあるのと、最後のページに「明治十一年八月廿二日御届済」とあるのと、その2ヶ所だけです。

 巡幸に先立って発行されたものなのか、巡幸後に発行されたのか。
 巡幸前だとすると、予定のお知らせということになりますし、巡幸後なら結果の記録ということになります。

 表紙に「定価三銭」とあるので、市販されたものですね。同じく表紙に、「宮内省御検査済」「内務省御届済」とあります。
 ものがものだけに、やはり宮内省や内務省の検査や許可が必要だったのでしょう。

 巡幸後だとすると、各地の具体的な日付が入っていても良いように思います。そう考えると、予定なのでしょうかね。
 そうだとすると、明治天皇の巡幸を一目見たいという沿線住民がこれを買い求めて、行列の見物(というか、お出迎え)に役立てようということなのでしょうかね。

 なかなか興味深いです。

2019年8月24日 (土)

道の辺の露草の花癒し種(ぐさ)

 うちの方、燃えるゴミは水土です。
 わが家では燃えるゴミはあまり出ません。
 紙ゴミは多少ありますが、生ゴミは、茶殻とか、桃の種や皮、ぶどうの皮など、かなり限定的です。茶殻が一番多いくらいです。
 それでも日が経てば、そこそこ溜まります。そして日が経った分、異臭を放ちます。
 というわけで、今日、燃えるゴミを出すことにしました。

 収集車が来るのは大体8時20分~30分ころです。
 寝たのが5時過ぎでしたので、8時に起きてゴミを出したあと二度寝をすることにしました。

 無事に起きられました。(^_^) でも、寝床の中でスマホをいじっているうちに、ピーピーピーピー、オーライ・オーライという音や声が聞こえてきました。「わっ!」収集車が近くまで来てしまいました。
 でも、大丈夫です。収集車はそのあと迂廻して、数分後にちょっと広い道を通ります。集積所はその道沿いにあります。その道まで徒歩20秒くらいなので、十分に間に合います。

 ということで、懸案のゴミ出しが無事に済みました。
 ふと見ると、玄関先にツユクサがたくさん咲いていました。
Tsuyukusa20190824a

 狭いところなので、オリヅルランと混在しています。
 今年、当ブログでツユクサをご披露したのは、6月14日と7月16日でした。
 朝早く咲いて、昼にはしぼんでしまう一日花ですが、次々に咲くので、全体の花期は随分長いですね。

 7月16日の時は花のアップを正面から撮りましたので、今回は横から。
Tsuyukusa20190824b

 鞘のようなものが開いて、そこから花が出ている様子がよく分かります。

 毎日きれいに咲いているのでしょうが、家にいる日は夕方近所のスーパーに行くまで玄関先に出ない日もあるので、なかなかツユクサが目に入りません。

 家の前を通る人がツユクサに目を留めて賞でてくれたら嬉しいですけど、なにぶん小さな花ですし、皆さん忙しいでしょうから、気づく人はあまりいなさそうです。

 私の立場からは玄関先のツユクサですが、道行く人から見ると道の辺のツユクサということになります。
 それで、タイトルの句となりました。通行人視点の作です。←解説を付けないと、句意はとても伝わりにくい。(^_^;

2019年8月23日 (金)

ねこがかわいいだけ展

 このような展覧会を開催中です。URLはこちら
Nekokawa

 東京・大阪・仙台・新潟・長崎で開催中、9月以降、横浜と静岡が加わります。
 上部に横に並んでいるメニュー項目に「ねこ写真募集」「ねこ動画募集」とありますが、これらはどちらもすでに募集終了とのことです。

 「ニャイ容」を見ると、どうも内外の猫写真家による猫写真を中心に、彫刻・切り絵・フェルトなどの猫アート、そして一般の方々の猫写真もあるようです。

 東京会場は渋谷ヒカリエの9階だそうで、ヒカリエって、1回くらい行ったことがあったような。(^_^)

2019年8月22日 (木)

群馬県内のJR6駅の乗者人数、最多

 今日はローカルな話題で……。(^_^;

 ネット版の上毛新聞に「県内JR 6駅で1日平均乗車数が最多」という記事がありました。
 8月15日付だったのですが、今日気がつきました。
 そこに掲載されていた表です。
Gunma_jr2018
 印が付いているのは、2000年度以降最多だそうです。
 電車派の私としては、駅の乗客数が増えているというのは嬉しいことです。

 表の一番右端の数字は、対前年増加率(%)です。
 ①高崎駅、⑥高崎問屋町駅の増加率が高いです。高崎は元気そう。

 当ブログにも時々登場している新町駅が7位に入っているというのは驚きでした。意外と乗客数が多いのでした。

 とはいえ、トップの高崎駅の人数は、山手線で言えば目白駅と鶯谷駅との間です。
 10位の井野駅は2000人を超えたあたりですので、そう多いとはいえません。

 また、これらのように乗客数が増加している駅がある一方で、県内全53駅のうち、無人駅が24駅(45.3%)もあるそうです。格差が大きいです。

2019年8月21日 (水)

スイカのようなひんやり杏仁ゼリー

 アイスクリーム断ちとCCレモン断ち、継続中です。(^_^)
 ただ、目指しているのはあくまで減糖で、断糖ではありませんので、脂肪分の少なそうなスイーツは時々食べています。

 先日、いつものスーパーで、「スイカのようなひんやり杏仁ゼリー」というのを見かけました。美味しそうでしたし、杏仁豆腐、好きなので、買って来ました。
 お店では斜め上から見たので気づきませんでしたが、家で横から見たらこのようでした。
Suikano01
 赤・白・緑のスイカ色になっているのでした。こういうの好きです。
 赤と緑がゼリーで、白は杏仁豆腐です。
 本当のスイカに比べると白の部分が多いですけど、杏仁豆腐、好きなので、構いません。(^_^)
 「ほぉ」でした。

 ところが、蓋を取ったら、中はこうなっていました。
Suikano02
 上に載っている茶色い粒はチョコレートでした。これ、スイカのタネですね。藝が細かいです。
 いいですねぇ。こういうの好きです。
 蓋を開ける前の「ほぉ」から、「おお!」にランクアップしました。(^_^)

2019年8月20日 (火)

頭を雲の上に出し

 今日は、非常勤先(元の勤務校)のレポート提出締切日でしたので、受け取りに行きました。
 勤めていたときの習慣で、去年や一昨年は17時締切にしていました。
 でもそれでは帰りのバスの時間までだいぶありますので、今年は16時締切としました。
 気付くまでに2年掛かりました。(^_^;

 電車で群馬に向かうとき、埼玉県では一部大雨でしたが、新町駅に着いたときは雨は降っていませんでした。
 でも、路面はかなり濡れていましたので、新町・玉村方面も一時的にかなり降ったようです。

 赤城山の山頂が雲の上に出ていました。
Akagi20190820

 こういう姿は珍しいです。
 富士山の場合、「頭を雲の上に出し」と歌うのは、山が高いことの表現ですが、今日の赤城山の姿は、雲の位置が低いのですね。

 赤城山の下、右半分を占めるほどの建物が見えます。玉村町役場です。

2019年8月19日 (月)

「ねこあつめ」に「寄物陳思」

 珍しくも今日2つ目の書き込みです。

 スマホのゲーム「ねこあつめ」を楽しんでいます。
 このゲームには、日替わりの「あいことば」というのがあり、正しくそれを送信して、5つまとまると、猫缶(バーチャルのです)が1つもらえます。
 「あいことば」には、平凡な言葉もありますけど、知らなかった言葉もあり、勉強になります。

 この「あいことば」、今日は「寄物陳思」でした。(^_^)
Neko_kibutsu
 業界以外の人にはあまり知られていない言葉かもしれませんね。

 「なんだろう?」と思って調べる人もいましょう。それで万葉集に関心を持ってくれる人が増えたら幸いです。

また金魚が密集

 ここ2~3日ほど、金魚が水槽の左奥に密集している時間帯があります。
Kingyo_r010819a  
 上の写真、この狭い範囲に8匹全部が集まっています。(^_^)
 何なんでしょうね。(^_^;
 以前、右手前に全員集合している写真を載せたことがありました。
Kingyo_r010606a
 その時は、朝倉山のオニさんから「金魚の密談では?」とのコメントを頂きました。
 今回もそうかもしれません。(^_^)

 右手前に集合したり、左奥に集合したり、気まぐれです。
 全員もれなく集まっているあたり、みんな仲良しです。

 もし密談でないとすると体調不良が心配されますが、ゴハン時にはいつもと全く変わりなく、わらわらザバザバと寄ってきて、食欲は極めて旺盛ですので、異常はないと思います。

 相変わらず、水草を抜いています。
 今も1本浮いています。(^_^;
Kingyo_r010819b
 土管の中にも。
Kingyo_r010819c
 この水草、引っ張り出したいのですが、水槽の中に手を入れるのは、なるべく水替えの時などに限定したく、控えています。
 金魚に引っ張り出してもらうのは難しそうなので、せめて向こう側から押し出してもらえないものかと思います。
 遊びを兼ねて、それくらいならばやって貰えそうな気が……。(^_^)

2019年8月18日 (日)

文政5年の『懐宝 和漢年代記大全』(3)

 さらに昨日の続きです。
 『懐宝 和漢年代記大全』(以下『大全』)の裏面にはいろいろな情報が満載です。

 高僧の一覧がありました。
Wakannendaiki13
 漢字に直してみましたが、知らない人物も多く、間違いがあるかもしれません。

  釈迦如来、達磨大師、聖徳太子、役行者、行基菩薩、良弁僧都、伝教大師(最澄)、
  守敏僧都、弘法大師(空海)、慈覚大師(円仁)、元三大師(良源)、恵信僧都、
  熊谷蓮生坊、道元禅師、円光大師(法然)、親鸞上人、一遍上人、日蓮上人、
  了誉上人、一休和尚、古幡随院、雄誉上人、慈眼大師(天海)、空也上人、
  智証大師(円珍)、証空上人、夢窓国師、隠元禅師、珂碩和尚、祐天僧正、了碩和尚

 変わり種は「熊谷蓮生坊」でしょうか。一ノ谷の合戦で平敦盛を討ったことがきっかけで出家した熊谷直実ですね。能や歌舞伎などを通して江戸時代には著名だったのでしょう。

 宗派の開祖など著名な僧は網羅されているように思えますが、道元があるのに、栄西がありません。
 珂碩和尚は名も知りませんでしたが、奥沢の九品仏浄真寺を創建した人物と知りました。家の近くというほど近くはありませんが、以前奥沢に住んでいましたので、親近感が湧きました。
 了碩和尚も全く知りませんでしたが、幡随院のお坊さんだそうです。

 現代人と江戸時代の人とでは、関心や知識が違いますね。

 『大全』が刊行された文政5年(1822)までの年数が記してありますので、これが人物特定の手がかりになると思ったのですが、史実に合致する者は少なく、ダメでした。
 聖徳太子は日本書紀の記述と丁度100年違いですので、単純なミスと思われます。1~2年の差のある人物もいますが、中途半端な差のある人物も多く、誤りの経緯がよく分かりません。

 もう1つ。文化人や武将の一覧もありました。
Wakannendaiki14
 こちらも漢字に直してみました。

  大織冠鎌足、守屋大臣、柿本人丸、山部赤人、吉備大臣、中将姫、猿丸大夫、
  小野小町、在原業平、大友黒主、参議佐理卿、行成卿、菅丞相、小野道風、
  紫式部、清少納言、西行法師、田村将軍、六孫王経基、多田満仲、源三位頼政、
  平清盛、木曽義仲、源頼朝、源義経、最明寺時頼、楠正成、新田義貞、吉田兼好、
  武田信玄、上杉謙信

 万葉歌人は人麻呂と赤人だけでした。旅人、憶良、家持などはあまり関心を持たれていなかったのでしょうね。
 猿丸大夫が入っているのは百人一首の影響ですかね。

 こちらも、年代は史実と違っている人物の方が多いです。
 そもそも没年未詳の人物が何人かいますけど、それらの人物についても漏れなく年数が示されています。
 何か資料があったのか、あるいは「大体このあたり」ということで数字を入れたのかもしれません。

 紫式部は、『大全』の数字で計算すると990年没となります。現代では源氏物語の年代として1008年という年代が示され、2008年には源氏千年紀の催しなどがありましたが、それと食い違いますね。

 戦国武将では信玄と謙信が挙がっています。群雄割拠の時代、それ以外にも著名な武将がいましたが、江戸時代にはやはりこの2人が双璧ということになりましょうか。
 信玄の没年は『大全』が4年遅くなっています。信玄は死に際して「三年喪を秘せ」と言ったという伝承がありますけど、そういう事情で、実際よりも遅い没年が伝承されていたということもあったのでしょうかね。

 上の2つの一覧で、いずれの人物も没後文政5年までの年数が記されていますけど、あまり意味があるとは思えません。「○○年没」と書いてくれた方が分かり易かったと思います。大体、数年後にまた再版するような場合、また再版年を規準に年数を書き換えなければ(というより、版を彫り直さなければ)ならないので、大変に厄介と思います。

 ともあれ、この2つのリスト、江戸時代後期の人々の関心の在り処や、知識などを知る手掛かりになりそうで、興味深いです。

2019年8月17日 (土)

文政5年の『懐宝 和漢年代記大全』(2)

 昨日の続きです。
 昨日はオモテ面をご紹介しました。オモテは、推古天皇12年(604)から文政10年(1827)までの1224年間の年表が大部分を占めています。

 裏側は以下の通りです。
Wakannendaiki04
 こちら側は、歴代天皇の一覧、鎌倉・室町・江戸幕府の将軍一覧、中国の歴代王朝一覧、など、様々な一覧が並んでいます。他に、暦(日の吉凶関係)や占いに関する項目もあります。盛りだくさんです。

 日本地図。
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 そう大きな地図ではありませんが、単なる国別けに留まらず、国内の地名も載っています。例えば上野国。
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 このように、高崎、前橋、館林、沼田、安中(全部、大名領のある地ですね)が載っている他、碓氷と三国峠、榛名山と妙義山が載っています。「上ツケ」の下の地名が読めません。「タコ」とあるのは、多胡碑のある多胡郡かと思いますが、その下というか、それに続く部分が分かりません。

 この日本全図の上方に「日本神社仏閣旧地年数」という一覧があります。その冒頭部。
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 それぞれの神社仏閣の創始から『和漢年代記大全』が刊行された文政5年(1822)までの年数が示されています。
 加茂社は「二千四百三十二年」、伊勢内宮は「千九百二年」とあります。計算してみたら、加茂社は紀元前609年、伊勢内宮は紀元前52年となります。途方もない数字ですが、日本書紀の紀年によれば、加茂社は神武天皇52年、伊勢内宮は崇神天皇19年となります。どちらも日本書紀に関係記事はありませんが、日本書紀紀年などをもとにした計算があったのでしょうね。

 同じリストの後半です。
Wakannendaiki10
 出雲大社の「六百五十八年」というのが不審です。計算すると1165年(永万元年)になります。平安末期ですね。平清盛の時代。
 出雲大社って、平安時代に何度も大風などによって倒壊していますよね。
 その一方、鹿島社、多賀社、三輪社、白髭社は「神代よりちんざ年歴不詳」とあります。出雲大社もこの仲間で良さそうに思いますが。(^_^)

 諸国の郡名がふりがな付きで全部載っています。600以上あります。
 大和国。
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 上下に分割した郡は、「そふのかみ(しも)」「かつらきのかみ(しも)」「しきのかみ(しも)」などと、表記にかかわらず、きちんと読んでいます。「忍海」は「おしぬみ」ではなく「おしのうみ」ですね。

 上野国。
Wakannendaiki12
 「群馬」が「郡馬」となっています。(^_^; 読みは、「くるま」ではなく「ぐんま」です。「邑楽」は現在では「おうら」と読まれていますが、「おはらき」という古形で載っています。

 昨日のオモテ面に続き、今日は裏面をご紹介する予定でしたが、裏面は内容豊富なので、終わりません。続きます。

2019年8月16日 (金)

文政5年の『懐宝 和漢年代記大全』(1)

 このようなものを入手しました。
Wakannendaiki01
 字が随分薄くなっていますが、『懐宝 和漢年代記大全』とあります。

 綴じてはありません。1枚紙を縦に22面に屏風状に折り、それをさらに横に2つ折りにしています。
 広げた大きさは、140cm×31.5cmほどです。
 用紙の和紙は厚手です。

 裏です。
Wakannendaiki02
 「文政五壬年再刻」とあります。
 「浄書 田中正造」とありますが、著者名はありません。
 江戸の書肆の名が5軒挙がっています。

 広げるとこのようになります。
Wakannendaiki03
 字が小さすぎてよく分かりませんね。(^_^;

 推古天皇12年(604)から文政10年(1827)までの1224年間の年表です。
 横は12段になっています。1段目が子年、2段目が丑年……というように、格段は同じ干支になるように作られています。

 冒頭部。
Wakannendaiki05
 欄外に「隋」「唐」とあります。
 1年はさらに2段になっていて、上段(白い部分)は日本、下段(黄色い部分)は中国です。

 右上に推古十二があります。左に「日本式目のはじめ」とあるのは十七条憲法を指すものと思われます。
 下段の黄色い部分には「隋 文帝 仁寿四」とあります。

 なぜ推古12年から始まっているのかについては、この年が甲子でキリが良かったということがあると思います。
 もう1つ、歴史年表を見ると、この年は日本で初めて暦が使われた年とあります。
 ただ、日本書紀にはその記事はありません。政事要略に「儒伝云、以小治田朝十二年歳次甲子正月戊辰朔、始用暦日」(巻25)とあるのが典拠と思われます。この年がわが国における暦の初めであるなら、この年から年表が始まるのはよく理解できます。
 ただ、『和漢年代記大全』の編集者は政事要略を見ていたのでしょうかね。それが疑問です。

 和銅3年付近は次の通りです。
Wakannendaiki06
 和銅3年は右下隅です。「みやこをならにうつす」とあります。
 同年下段の中国の部には「睿宗 景雲」とあり、「中宗 皇后韋氏にころさる」とあります。

 こんな感じで、毎年、日本と中国の年号と、その年の主な出来事が記されています。
 南北朝時代には両朝の年号が併記されています。

 両面印刷で、裏面は次のようになっています。
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 これまた細かいです。こちらについては後日(たぶん明日)改めて。

2019年8月15日 (木)

こちらは一時雨

 大型台風の被害が少しでも少ないことを願っています。
 避難を余儀なくされたり、お盆休みの予定が狂ったりすることも、大きな影響ですよね。

 こちらは曇りでしたが、夕方買い物に行こうとしつつ、少しうだうだしていたら激しく雨が降ってきました。
 うだうだしていたことを悔いました。(^_^;
 買い物に行かない場合、今日の夕食と明日の朝食、食べる物何かあったかなぁ、などと考えつつ、横になってうだうだしていたら、雨、止みました。窓ガラスには雨水がたくさん付いていますが、日も射してきました。
Ame20190815
 うちのあたりは、台風の影響域のヘリ付近のようで、天気が変わりやすいようです。

 うだうだを続けていてまた雨が降り始めると困るので、すぐに買い物に行ってきました。スーパー、すいていました。(^_^)

 金魚は、水草が復活して喜んでいるようで、折々水草を突っついています。
 朝、水槽を見に行ったら、早くも水草が3~4本浮いていましたので、回収して植え替えました。抜かないで欲しい。(^_^;

2019年8月14日 (水)

水草復活

 先日ご披露しましたように、水草が金魚に食べ尽くされてしまいました。水草はわずか半月ほどしか持ちません。(^_^;
Mizukusa20190802  
 新しい水草が昨日届きました。
 水草は、武蔵新田の金魚やさんで買うか、通販で買うかです。今回は通販で買いました。
 信頼できる会社と思いますが、届いた水草は、一応、水を張ったバケツに入れて、何度かその水を替えました。
 農薬や病原菌が付いているかもしれないと考えた対策です。
 病原菌対策なら、殺菌剤を使わないと効果的でないかもしれませんが、薬を使った場合、残留が心配です。
 それでこういったやや中途半端なことになりました。

 今日、水草を水槽に入れました。
Kingyo_r010814a
 やはり水草のある方が落ち着きます。
 これまた2週間ほどで食べ尽くされてしまうのでしょうか。(^_^;

 1本の茎に先端にこういうものが付いていました。
Kingyo_r010814b
 何でしょねぇ。たぶん葉の芽だと思います。花の芽だと嬉しいのですが、果して花が咲くのやら。水中花を付ける水草って限定的と思います。
 これの行く末がどうなるのか判明する前に金魚に食べられてしまうかも。

 水草を購入した業者は、とても丁寧な梱包をしてくれていました。
 1つずつの水草を、水を含ませた紙で丁寧に包み、それをポリ袋に入れ、保冷剤とともに、発泡スチロールの箱に入れてくれていました。
 水草に対する愛情と、購入者に対する誠意とが感じられました。

 嬉しくありがたいことでしたが、発泡スチロールの箱、再利用の方法も思い付かないので、資源ゴミに出すことになりましょう。
 やはり直接街のお店に買いに行く方が資源の無駄は少なくて済みますね。

2019年8月13日 (火)

代表的な万葉歌(3)

 今日は、昨日の続きのような内容ですが。(^_^;
Ueno_hajimete  
 上野先生の本に採られた歌を加えたことで、私の「代表的な万葉歌」の順位が変わりました。30位以内は以下の通りです。

 01.田子の浦ゆうち出でて見れば真白にぞ富士の高嶺に雪は降りける(3・318)山部赤人
○02.銀も金も玉も何せむにまされる宝子にしかめやも(5・803)山上憶良
 03.天地の 分れし時ゆ 神さびて 高く貴き 駿河なる 布士の高嶺を ~(3・317)山部赤人
 04.瓜食めば 子ども思ほゆ 栗食めば まして偲はゆ いづくより 来りしものそ ~(5・802)山上憶良
○05.石走る垂水の上のさわらびの萌え出づる春になりにけるかも(8・1418)志貴皇子
 06.東の野にかぎろひの立つ見えてかへり見すれば月かたぶきぬ(1・48)柿本人麻呂
 07.我が宿のいささ群竹吹く風の音のかそけきこの夕かも(19・4291)大伴家持
 08.うらうらに照れる春日にひばり上がり心悲しも独し思へば(19・4292)大伴家持
 09.近江の海夕波千鳥汝が鳴けば心もしのにいにしへ思ほゆ(3・266)柿本人麻呂
 10.あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る(1・20)額田王
○11.憶良らは今は罷らむ子泣くらむそれその母も我を待つらむぞ(3・337)山上憶良
○12.熟田津に船乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな(1・8)額田王
 13.若の浦に潮満ち来れば潟をなみ葦辺をさして鶴鳴き渡る(6・919)山部赤人
 14.多摩川に曝す手作さらさらに何そこの児のここだ愛しき(14・3373)東歌(武蔵)
 15.ぬばたまの夜の更けゆけば久木生ふる清き川原に千鳥しば鳴く(6・925)山部赤人
 16.楽浪の志賀の辛崎幸くあれど大宮人の舟待ちかねつ(1・30)柿本人麻呂
 17.紫草のにほへる妹を憎くあらば人妻ゆゑにわれ恋ひめやも(1・21)天武天皇
 18.春の野に霞たなびきうら悲しこの夕影に鴬鳴くも(19・4292)大伴家持
 19.み吉野の象山の際の木末にはここだも騒く鳥の声かも(6・924)山部赤人
○20.あをによし奈良の都は咲く花のにほふがごとく今盛りなり(3・328)小野老
 21.玉たすき 畝傍の山の 橿原の ひじりの御代ゆ 生れましし 神のことごと ~(1・29)柿本人麻呂
 22.笹の葉はみ山もさやにさやげども我れは妹思ふ別れ来ぬれば(2・133)柿本人麻呂
○23.春過ぎて夏来るらし白栲の衣干したり天の香具山(1・28)持統天皇
 24.春の園紅にほふ桃の花下照る道に出で立つ娘子(19・4139)大伴家持
 25.わたつみの豊旗雲に入り日差し今夜の月夜清く照りこそ(1・15)天智天皇
○26.験なきものを思はずは一杯の濁れる酒を飲むべくあるらし(3・338)大伴旅人
 27.家にあれば笥に盛る飯を草枕旅にしあれば椎の葉に盛る(2・142)有間皇子
 28.春の野にすみれ採みにと来しわれそ野をなつかしみ一夜寝にける(8・1424)山部赤人
 29.士やも空しくあるべき万代に語り継ぐべき名は立てずして(6・978)山上憶良
 30.我が背子を大和へ遣るとさ夜更けて暁露に我れ立ち濡れし(2・105)大伯皇女

 ○を付けた歌が上野先生の本に採られた歌で、いずれも前回よりも順位が上がっています。
 僅差で歌が並んでいますので、新しい材料が加わると、すぐに順位が変動します。

 このうち、23位「春過ぎて」と26位「験なき」の歌は、前回は31位以下でした。
 この2首が30位以内に入ったことで、割を食って31位以下に落ちてしまったのは次の2首です。

  吉野なる菜摘の川の川淀に鴨ぞ鳴くなる山蔭にして(3・375)湯原王
  楽浪の志賀の大わだ淀むとも昔の人にまたも逢はめやも(1・31)柿本人麻呂

 どちらも良い歌とは思いますが、「春過ぎて」「験なき」との入れ替えならば、やむを得ないかと思います。

 材料を増やすことで、より妥当な「代表的な万葉歌」を目指したく思います。

 順位が下の方の歌を、キリの良いところで拾ってみると、たとえば次のようになります。

  50位 一つ松幾代か経ぬる吹く風の声の清きは年深みかも(市原王)
  60位 わが妻はいたく恋ひらし飲む水に影さへ見えて世に忘られず(若倭部身麻呂/遠江防人)
  70位 白玉は人に知らえず知らずともよし 知らずとも我し知れらば知らずともよし(元興寺の僧)
  80位 信濃なる筑摩の川の細石も君し踏みてば玉と拾はむ(信濃国東歌)
  90位 唐衣裾に取りつき泣く子らを置きてそ来ぬや母なしにして(他田舎人大島/信濃防人)

 万葉集って、一体どれだけ名歌が多いのかとつくづく思います。

2019年8月12日 (月)

『はじめて楽しむ万葉集』(上野誠)のデータを追加

 私の「代表的な万葉歌」を充実させるためのデータ収集、鋭意継続中です。

 この度、上野誠氏の『はじめて楽しむ万葉集』(角川ソフィア文庫)の歌を追加しました。
Ueno_hajimete
 この本に収録されている歌は84首。これまで「代表的な万葉歌」作成のために使用した文献の中で収録歌数は最少です。

 そのわずか84首の中で、これまで「代表的な万葉歌」の資料として用いてきた『万葉秀歌(茂吉)』(364首)、『万葉百歌(山本・池田)』(109首)、『万葉集講義(五味)』(418首)、『万葉の秀歌(中西)』(252首)、『私の万葉集(大岡)』(811首)、『日めくり万葉集(NHK)』(のべ480首)などなどのいずれにも採られていない歌が17首もありました。以下の通りです。

 ・君により言の繁きを故郷の明日香の川にみそぎしに行く(4・626)八代女王
 ・世間も常にしあらねばやどにある桜の花の散れるころかも(8・1459)久米女郎
 ・夕されば小倉の山に伏す鹿の今夜は鳴かず寐ねにけらしも(9・1664)雄略天皇
 ・石上布留の早稲田の穂には出でず心のうちに恋ふるこのころ(9・1768)抜気大首
 ・我が背子に我が恋ふらくは奥山の馬酔木の花の今盛りなり(10・1903)作者不明
 ・黙もあらむ時も鳴かなむひぐらしの物思ふ時に鳴きつつもとな(10・1964)作者不明
 ・人言は夏野の草の繁くとも妹と我れとし携はり寝ば(10・1983)作者不明
 ・遠妻と手枕交へてさ寝る夜は鶏はな鳴きそ明けば明けぬとも(10・2021)柿本人麻呂歌集
 ・我が宿に植ゑ生ほしたる秋萩を誰れか標刺す我れに知らえず(10・2114)作者不明
 ・物思ふと隠らひ居りて今日見れば春日の山は色づきにけり(10・2199)作者不明
 ・よしゑやし恋ひじとすれど秋風の寒く吹く夜は君をしぞ思ふ(10・2301)作者不明
 ・我が背子が言うるはしみ出でて行かば裳引きしるけむ雪な降りそね(10・2343)作者不明
 ・日並べば人知りぬべし今日の日は千年のごともありこせぬかも(11・2387)柿本人麻呂歌集
 ・ひとり寝と薦朽ちめやも綾席緒になるまでに君をし待たむ(11・2538)作者不明
 ・色に出でて恋ひば人見て知りぬべし心のうちの隠り妻はも(11・2566)作者不明
 ・笠なしと人には言ひて雨障み留まりし君が姿し思ほゆ(11・2684)作者不明
 ・かにかくに物は思はじ朝露の我が身ひとつは君がまにまに(11・2691)作者不明

 上野先生、知られざる名歌を意欲的に収集なさっていますね。作者不明歌が目立ちます。
 これらの歌、じっくり読んで、参考にさせて頂きます。

 こういった著書の選歌に当たって、落とせない著名な歌がある一方で、著者としては、知られざる名歌をどれくらい拾い上げられるかというのも大きなポイントでしょうね。

 そういった歌に新たに光が当たるのはすばらしいことと思います。

2019年8月11日 (日)

「ハート形土偶大集合!!」のチラシ

 ひょんなことから、このチラシを入手しました。
 群馬県立歴史博物館のチラシです。開館40周年記念、第100回企画展という記念すべき展覧会です。
 まだ始まっていません。9月28日からです。

Heartdogu01
 なんかインパクトがあります。

 このチラシを作成したのは、群馬県立女子大学のデザインゼミの学生さん達だそうです。
Heartdogu03

 裏面です。
Heartdogu02
 土偶も好きです。

 大学もこの博物館も、ともに群馬県立同士。こういう形の協力も良いですね。

2019年8月10日 (土)

意外なところで、土屋文明記念文学館

 先日の、惟光さんのところでの集中講義の折、日本文学科の研究室等があるフロアの入口に、このようなラックがありました。
 各地の博物館や美術館等のチラシが置いてあります。
Gongitsuneten06  
 何げなく見ていたら、左下の方にあるチラシの「ごんぎつね」に目が留まりました。

 これ、当ブログでもご紹介した群馬県立土屋文明記念文学館の企画展のです。
Gongitsuneten01
 こんな遠くまで。

 さらに、このラックの左下隅には、土屋文明記念文学館のパンフレットが置いてありました。
Gongitsuneten07
 土屋文明記念文学館の広報活動、なかなか意欲的ですね。(^_^)

 湘南から高崎まで行くのは遠いので、よほど興味のある展示でないと、文明記念館まで行こうという気にはなれないかもしれません。最速は、小田急線に乗って新宿、さらにJR大宮経由で高崎まで、となりましょうか。
 小田急線で小田原に出て、そこから湘南新宿ラインに乗れば、乗り換えなしで高崎まで行けます。乗り換えなしは楽ですけど、時間は掛かりましょうね。

 湘南新宿ライン・上野東京ラインで東海道線乗り入れが実現した時は、高崎駅の電光掲示板に「伊東」だの「熱海」だのと表示されて違和感がありましたが、今はもう慣れました。(^_^)
Ueno_tokyo
 「小田原」行きや「国府津」行きが多い気がします。

2019年8月 9日 (金)

「上野三碑かるた」の読み札募集中

 今日は前橋で仕事の日でしたので、また県庁の県民センターに行ってみました。
 そうしたら、こういうチラシがありました。
3picard01
 主催は上野三碑普及推進会議で、事務局は高崎市教育委員会の文化財保護課です。

 チラシの裏面に募集要項が載っています。
3picard02
 裏面の右上に応募用紙があります。
3picard03
 「上毛かるた」で、上野三碑関係の札は「昔を語る多胡の古碑」の1枚のみですが、今度作られる「上野三碑かるた」は44枚(「を」「ん」は除く)全部が上野三碑関係ということになりましょう。

 私、これ、本気で応募しようと思います。(^_^)

 ぐんまちゃんの衣装のデザインなどは、絵が下手だし、デザインの才能もなさそうなので、応募は無理ですけど、上野三碑なら行けそうです。♪

 1つでも採用されると良いです。

 しかし、上野三碑だけで44枚というのはなかなか大変そう。
 「山上碑は 母の墓誌」「建郡記念碑 多胡の古碑」あたりはたくさん応募が来るでしょうから、マニアックな線を狙ってみます。(^_^)

2019年8月 8日 (木)

まほろば6周年

 本日、当まほろばは、開設以来満6年となりました。これも皆さまのおかげと、ありがたく存じております。

 今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

 毎日書き込みを心掛け、幸いにこの1年間も毎日欠かさずに書き込みができました。

 6年間2,191日(365×6+閏年1)の登録記事数は2,250本になります。1日あたり1.03本。ネタにこと欠く日々、1日に2本、3本の書き込みはなかなか困難です。この1年間の記事数は367でした。1日2本書いた日は2日だけでした。(^_^)

 アクセス数上位の記事は次の通りです。
Mahorank20130808_20190807
 ぐんまちゃん関係をぐんまちゃん色、飛鳥・奈良関係を黄緑色、かるたを水色に塗ってみました。あいかわらずぐんまちゃんが目立ちます。(^_^;

 そして、いつもながらアクセス数上位はランキングの常連が占めています。これらは検索でヒットして来てくださる方が多いせいでしょうね。ロングセラー(?)です。

 当ブログの集計結果の発表は年2回行っています。1回は8月8日の開設日で、開設以来の合計です。もう1回は12月31日で、その年1年の集計です。

 大晦日の方はその年なりの変化がありますけど、開設日の方は、変化が少ないです。

 実は、今回のリストの数値と順位とには信憑性に不安があります。

 まほろばのデータは4年しか遡れないんです。それで、以前保存してあった過去のデータと、新たに取得した近年のデータとを足していったのですが、やや不思議な点がありました。なにか間違っているかもしれません。

 それならばいっそ来年からは、開設以来の集計ではなく、直近の4年間の集計でもいいのかなぁと考えています。それならば、足し算は要らなくなりますし、毎年多少の変動も出てきそうです。

 考えてみます。

 今後とも、当ブログをご贔屓お引き立てのほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

 そして、毎回最後になって恐縮ですが、今日は三友亭主人さんのお誕生日です。おめでとうございます。1年間お世話になりました。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

2019年8月 7日 (水)

惟光さんのところで集中講義(2019夏)

 一昨日から今日までの3日間、惟光さんのところで集中講義をしてきました。

 月曜日の大山。
Tokaidai201908a
 奥に見えるのが大山です。

 火曜日の大山。
Tokaidai201908b
 今日の大山。
Tokaidai201908c
 撮影時刻は、月曜日が8時台、あとの2日は9時台です。

 3枚の写真、手前の建物などが異なります。諸般の事情で、3枚、それぞれ別の所から撮影しました。
 3日間、好天に恵まれました。午後の雷雨などもありませんでした。結構暑かったですけど、部屋の中は涼しく、快適でした。

 大学院の授業で、少人数でしたので、惟光さんが研究室を貸してくださいました。

 履修生は3人で、タイからの留学生が1人いました。

 タイの文字で私の名前はこう書くのだそうです。
Tokaidai201908d
 1行目が「きたがわ」、2行目が「かずひで」とのことです。

2019年8月 6日 (火)

「朝ドラ100」

 このようなパンフレットを入手しました。
Asadora100a
 NHKの朝ドラが現在放送中の作品でちょうど100作目になるのですね。
 このパンフレットにはその全部がこういった形で収録されています。

 1作目の「娘と私」は小学4年生の時でした。以後、それぞれにおぼろな記憶はあるものの、あまり印象はありません。
 母が見ていたように思いますが、私は本放送も昼の再放送も学校に行っている時間ですので、あまり興味はなかったものと思います。

 そんな中で、第6作目の「おはなはん」は記憶にあります。
 春休みや夏休みなど、家にいるときは見ていたのでしょう。視聴率が高いだけあって、やはりおもしろかったのだと思います。
 おはなはんのダンナさんの速水中尉(高橋幸治)がかっこよかったです。大河「太閤記」(緒形拳主演)の織田信長役も印象に残っています。

 全く見なかった朝ドラの方が多いのですが、うっかり見てしまったために、毎回留守録をセットして見ることになってしまった作品もいくつか。(^_^;
 最近では「あまちゃん」です。

 裏表紙には「朝ドラご当地MAP」が載っていました。
Asadora100b
 全都道府県制覇のようです。NHKもこのあたり気を使っているかもしれませんね。

 多いのは以下の面々です。
  大阪:12作
  東京:11作
  北海道:6作
  京都: 6作
  兵庫: 4作

 兵庫が5位につけていますが、神戸が多いように思います。
 大阪・東京という大都市、北海道という自然豊かな地域、京都・兵庫(特に神戸)という特徴ある都市が舞台になることが多いということになりましょうか。
 奈良は「あすか」。これまた録画して毎日見ていました。黄色い帽子をかぶって通学していた小学生のあすかがかわいかったです。

2019年8月 5日 (月)

「日本誕生」の台本

 「日本誕生」という東宝映画があります。
 昭和34年の作品で、東宝の制作本数1000本の記念作品です。
Nippontanjo
 メインストーリーは倭建命ですが、途中、天石屋戸と八俣大蛇の話が挿入されています。

 その台本を入手しました。
Nihontanjo_s01
 ただしこれ、横長ですし、裏表紙に「非売品」という記載もありますので、撮影に使われた台本そのものではないと思われます。
 横長では役者さんが手に持つのも不便でしょう。

 キャストのページの冒頭。
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 三船敏郎がスサノヲとヤマトタケルの二役です。スサノヲと小碓命の両方に名前が載っているのは当然として、日本武尊のところにも載せているのは余計と思います。(^_^;

 焼津の火難の部分。
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 この映画では、ヤマトタケルが焼き殺されそうになったとき、その傍らに弟橘姫がいたことになっています。古事記における「さねさし」の歌を思えば、この設定はアリかと思います。

2019年8月 4日 (日)

減糖は減量

 入浴前に毎日体重を量って、表計算ソフトに記入しています。
 平成11年(1999年)10月9日以来、家にいるときは毎日。20年ですね。
 最初の頃はうっかり計量を忘れることもありましたが、その後はほぼありません。
 マメなことです。(^_^;

 最近、体重が減ってきているように感じて10日ごと平均値を出してみました。

  6月上旬:65.2kg
  6月中旬:65.2kg ±0kg
  6月下旬:64.7kg -0.5kg
  7月上旬:64.1kg -0.6kg
  7月中旬:63.4kg -0.7kg
  7月下旬:62.3kg -1.1kg
  8月上旬:61.4kg -0.9kg

 3.8kg程も減りました。

 心当たりは減糖です。
 7月7日に当ブログで「減糖中」という記事を載せました。
 毎晩のアイスクリームとCCレモンをやめましたが、それ以外にも紅茶に砂糖を入れないとか、甘いものを減らすなど、減糖を心掛けてきました。
 その結果でしょうかね。
 減糖を始めたのは、糖尿病予防など、健康を考えてのことで、減量は全く念頭にありませんでした。
 でも、ダイエットを目指すのに甘いものを控えるというのは王道ですね。
 それがまさかこんなに効果があるとは……。とは。

 短期間に減りすぎという気もします。
 大丈夫かいな。
Gunmac_ishi

2019年8月 3日 (土)

「英雄たちの選択」に万葉集

 7月31日(水)にBSプレミアムで放送された「英雄たちの選択」は2時間スペシャルで、タイトルは「そして万葉集が生まれた~大伴家持が残した日本人の心」でした。長いので、リアルタイムでは見ずに、2日後の昨夜、録っていたビデオを見ました。
Eiyu_manyo
 出演は、上の画像で向かって左から、澤田瞳子(小説家)、いとうせいこう(作家)、司会の杉浦友紀、磯田道史、里中満智子(漫画家)、馬場基(歴史家)の諸氏で、会場は平城宮跡の東院庭園です。

 他に、ビデオで上野誠、木本好信、新谷秀夫、中西進、鉄野昌弘の諸氏(登場順)のコメントがありました。

 番組の初めの方で、大宰府や梅花の宴の解説があり、その宴の当時はまだ13歳くらいだった大伴家持の生涯を辿り、万葉集の成立を絡めるという内容でした。

 「英雄たちの選択」という番組名に対応する出来事としては、橘奈良麻呂の変の際に、家持が変には加担せずに静観したことが万葉集の成立に繋がった(加担していたら万葉集は成立しなかったかも)ことが取り上げられていました。

 里中満智子氏の万葉仮名に関する発言が「え?」でしたが、全体としては、分かり易く、納得できる内容で面白かったです。東院庭園の池の岸が、建造当初は大陸風に直線だったのが、徐々にデコボコに変えられていったという馬場氏のお話は興味深かったです。

 この番組、通常は翌週の水曜日朝に再放送をしているようなのですが、あいにく今回はスペシャルで時間が長いせいか、来週の水曜日は別の回の再放送です。

 いずれ再放送があると思いますので、興味のある方は、その折にでも是非。

2019年8月 2日 (金)

食べられた水草

 7月15日の水替えの折に、新しい水草を入れました。
Kingyo_r010715b  
 半月経った今日。
Mizukusa20190802
 金魚が水草をくわえて引っ張るので、水草の鉢も動いてしまっています。

 アップの比較。
Mizukusahikaku
 あまりアップになっていませんね。(^_^;

 見事に食べられてしまいました。

 この半月、留守にしたり帰宅が遅かったりでゴハン抜きの時もありましたが、それはあまり関係ないようです。
 ゴハンの最中にも水草を食べている金魚もいます。
 ゴハンとは別に、生野菜を欲しているのかもしれません。

 前の水草の時は、金魚に食いちぎられた水草の断片が結構たくさん浮遊していましたが、今度の水草ではそういうことはありません。
 前回は遊び半分で食いちぎることが多く、今回は実際に食べているようです。今度の方が美味しいのかもしれません。

 また買ってこねば。

2019年8月 1日 (木)

ぐんまちゃんのメモ帳

 頂き物です。
 2点頂きました。
Gunmac_shitaihujiyuji01
 作成は群馬県肢体不自由児協会のようです。
 肢体不自由児のためにぐんまちゃんも役立っています。

 表紙をめくったところです。
Gunmac_shitaihujiyuji02
 私も歳をとって、経年劣化のために、あちこち不具合がありますが、元気いっぱいな子供の頃に手足が不自由というのは何ともつらいことと思います。
 子供たちの症状が少しでも良くなるように、そして、幸せに暮らせるように願っています。

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