「令和」と紀州本万葉集
明日、このような講演会が開催されます。直前の告知で済みません。
聴きに行きたかったのですが、諸般の事情で断念しました。残念です。
紀州本万葉集について、このポスターには、「当館所蔵」とありますので、名古屋市の昭和美術館に所蔵されているのですね。紀州本の現在の所在については全く知りませんでした。
ポスターのバックには紀州本の梅花宴歌の序文が使われています。その例の部分。
「初春令月」ではなく、「初春令」とあります。「月」字が脱落。このことは、先日の上代文学会でお目に掛かった田中先生から伺いました。これは書写の際の単なる脱字でしょうね。
岩波文庫の万葉集の2冊目(巻五を含む冊)には特製カバーが掛けられました。西本願寺本を使用しています。
(巻十以前は次点本の)紀州本を使う手もあったかと思っていましたが、本文が「初春令」では使えませんね。
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