シンポジウム「新田源氏研究の最前線」
明後日、第37回の群馬学連続シンポジウムが開催されます。テーマは「新田源氏研究の最前線」です。もっと早くお知らせすれば良かったです。
趣旨は以下の通りです。
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「上毛かるた」に「歴史に名高い」と詠まれる新田義貞は、群馬県で最も有名な歴史上の人物です。群馬県人は新田義貞のことを、「鎌倉幕府を倒した源氏の嫡流」と顕彰する一方で、「足利の後塵を拝した愚直な武将」と惜しむ心性を少なからず持っていますが、それは歴史の断片を捉えたに過ぎません。そもそも、「歴史に名高い」の意味は、それが詠まれた70年前と現在とで、はたして同じなのでしょうか。
本シンポジウムでは、「新田源氏の名門意識が700年の武家社会の中で生き続けたのはなぜか」ということについて、一線の研究者から最新の知見を引き出すとともに、新田源氏のブランド力の意味と価値について県民と意見を交わし、群馬の文化的ポテンシャルの発見とその活用を展望します。
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群馬県立女子大学の講堂は工事中とのことで、会場は学内ではなく、玉村町文化センターです。
現在、群馬県立歴史博物館で次のような展覧会が開催されています。
これとコラボです。同じ県立の施設同士の連携、良いことと思います。
私はこの日、午前中から午後に掛けて高崎で仕事なので、開始時刻の13時には行けません。遅れて行くか、行かないか、思案中です。
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