石川九楊展2019&新元号の違和感
昨日から23日(火)まで、神田神保町の「ギャラリー白い点」で石川九楊展が開催されています。今日、行ってきました。去年までなら、白い点のオーナーでもある奥様がにこやかに出迎えてくださったのでしたが、もうお目にかかれないのが、信じられない思いですし、寂しいことでした。
またサインを頂きました。
一昨年までの分はこちらに載せてあります。
今年の私の名は「かけじ」にしたと仰いました。「はて?」です。
「和」と「秀」とに「禾」が共通しているので、それを掛けたとのことでした。「掛詞」ならぬ「掛字」なのでした。
新元号のことが少し話題になりました。九楊氏は、「令」の字の1画目も2画目も払いだということを指摘されました。
なるほどです。最初に「令和」という文字を見たときに私が受けた違和感の1つはこれだったのかもしれません。
「令」の字そのものが元号に初めて使われる文字ですが、それだけではなく、こういう大きな2つの払いから始まる文字も異例なのでした。元号に多く用いられた文字の1画目を分類してみました。
点で始まる文字--永、治、応、文、安、寛
横線で始まる文字-元、天、正、長、暦、承
左払で始まる文字-和、延、徳、保、仁
最後の「左払」については、払といっても、にんべんやぎょうにんべんなどのように、短いものが多いです。
書家ならではの見方と思いました。
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