明治10年の『萬国地誌略』
このようなものを入手しました。題簽は剥がれてしまっています。
表紙裏には次のようにあります。
奥付ページは以下の通りです。
明治10年の刊行です。以前、この年代の教科書を何点かご紹介しました。それらと同じく、これまた師範学校の編纂です。
内容はアジアとアフリカです。私が入手したのはこの1冊だけですが、他にヨーロッパ、アメリカ、オセアニアなどがあるはずですから、全3冊でしょうかね。
亜細亜総論の本文4行目に「蘇葉士」とあります。「う~ん?」としばし唸りました。内容から考えて、たぶん「スエズ」だと思います。難解。(^_^;
こういうページもあります。
外国地名が相変わらず漢字表記され、難解です。頭が疲れるので解読はやめました。(^_^; その一方で、カタカナで「ラダック」とあります。「え? これがアリなら、全部カタカナで書けば良いのに」と思ったことでした。
巻末に折り込みでアジアの地図がありました。
同じくアフリカの地図も。
アフリカは今よりもずっと国が少ないですね。
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