栃木の立場が……
部屋の片づけを地味に続けています。
こういう本が出てきました。ムックですね。2013年4月の刊です。6年前。
右下に「万葉仮名の原文、現代語訳、鑑賞付き」とあります。万葉集の原文には万葉仮名だけでなく正訓字も使われていますが、どうやら、その区別をせずに、万葉集の原文のことを「万葉仮名」と呼んでいるようで、よく見かける誤りです。
ということはあるものの、各地の万葉故地のきれいな写真がたくさん載っていて、楽しい本です。
ただ、こんなページがありました。
左上の拡大です。
「下野国(現・茨城県)の佐野市にある山である。」とあります。下野国は茨城県ではなくて栃木県ですね。
同じページの右下の拡大。
「群馬県佐野市南東部」とあります。佐野市は群馬県ではなくて栃木県ですね。
ということで、栃木県佐野市は、同じページの中で茨城県扱いされたり、群馬県扱いされたりしているのでした。栃木の文字は全くありません。
U字工事に言いつけてやりたい。
いや、このページの執筆者にとって、栃木県の影が薄いのではなくて、茨城・栃木・群馬という関東3県の区別が付いていないのかも。(^_^;
あ、この本を悪く言うつもりは全くありません。ただただブログのネタになりそうと思って載せたまでで、他意はありません。(^_^) ブログファースト。
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>下野国は茨城県ではなくて栃木県ですね・・・
まあ、確かにそうなのですが・・・子供のころどっちがどっちなのか区別がつかない時期があったことを思い出しました。
投稿: 三友亭主人 | 2019年3月 7日 (木) 22時25分
三友亭主人さん
思うに、下野や常陸って、濃尾、駿遠三、薩長土などと違って、時代劇に全くといっていいほど登場しません。上野も。
それで影が薄いのかもしれませんね。陸奥・長門・伊勢・日向・大和・武蔵のように戦艦の名前にもなっていないし。
お子さんの頃なら区別が付かなくても当然ですよね。下野・常陸の旧国名をご存知だっただけで立派と思います。
投稿: 玉村の源さん | 2019年3月 7日 (木) 22時49分
人には必ず補うものが与えられて生まれてくるので、心がけと努力次第です。食事はよく噛み、味わって食べること。病気になったときは、好きなものや郷土料理を食べたいだけ食べるとよい。すべては顔に書いている、と言われるように顔がおたふくの様に福相でなく、、顎がつぼみや細くとがっているような人は、一見きれいには見えますが、貧相なので、細菌が増えやすいので、食は医食同源の考え方で、小食とよく噛むことを心掛け、特にお茶と乳酸気を取り入れる必要があります。医食同源で頭がよくなります。クエン酸サイクルです。すべての病気が改善します。
学問をするのは窮して苦しまず、憂えて意衰えないためである。決して通のためではない。人間は心の成長が第一義です。社会貢献が第二義です。一義と二義が逆転すると、悪になります。真心が第一です。
他人を変えようと思ったら、まず自分を変えることです。
kokoro-karada-seishinをすべて見てください。
拡散希望します。
投稿: | 2019年3月 8日 (金) 14時35分