昭和36年「赤穂浪士」の台本
このようなものを入手しました。
昭和36年東映のものです。この頃の映画はもうあらかたカラーになっていたと思いますが、表紙には「総天然色」とうたっています。持ち主は堺駿二。堺正章のお父さんですね。
ぶ厚いです。
配役表の冒頭。
千恵蔵、右太衛門の両御大を筆頭に、東映オールスターです。次のページの筆頭には「大石主税 松方弘樹」とあります。まだずいぶん若かったのですね。
本文から1ヶ所だけ。内蔵助が九条家用人立花左近と名乗って、江戸に向かいます。ところが、東海道三島宿で本物の立花左近と遭遇してしまいます。左近は証拠の書き付けを見せろと迫ります。
立花左近はちょっとだけしか登場しないのに、なかなかおいしい役です。この作品では大河内伝次郎が演じています。
この作品のDVDは持っていますけど、それはそれとして台本も楽しいです。
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