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2018年10月11日 (木)

小川町の万葉パネルと『万葉うためぐり』

 昨日チラとご紹介しましたように、小川町には随所に万葉集の解説パネルが設置してあります。基本的にこういう形です。
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 内容はこのような感じです。
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 万葉歌の訓読文が挙げられていて、大意と解説、そして、補足の画像と文章です。補足は小川町と絡めた内容が多いです。小川町をよんだ万葉歌はないので、補足はいずれもやや強引ですが、地元の方々にとっては、地元と引きつけることで万葉歌に親しみが湧くかもしれませんし、町外から来た方々には小川町の宣伝になるでしょうから、よいのではないかと思います。

 基本的に1枚1首ですが、関連する歌を2首載せたパネルもあります。
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 上の歌については、補足も小川町絡みではありません。こういうパネルもあります。

 あとから気付いたのですが、パネルの右上隅にある数字は一連番号でした。歌番号順に付いています。

 1番は額田王の熟田津の歌ですが、残念ながら壊れています。
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 最後は68番で、家持の万葉集最終歌です。
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 ということで、万葉歌のパネルは全部で68枚あることになります。

 総数が分からないままに、見つける都度撮していって、結果的に61のパネルを撮していました。あと7枚。(^_^)

 宝探しではありませんので、どれも目立つところに設置してあります。特に、中央公民館の前の道には、道の両側に短い間隔で並んでいます。ただ、車道の両側ですので、ジグザグに見て行くわけにはゆかず、片側をずーっと見ていって、それから向こう側に渡ってまたずーっと見て行くことになります。帰路、駅に向かうときにこの道を通りましたので、駅の方まで行って、引き返し、また駅に向かうということになりました。

 パネルはもう1枚ありました。
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 これは番外といいますか、まとめの解説板ですね。

 万葉歌の解説はおおむね適切と思いますが、こういうパネルもありました。
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 梅花の宴の折の歌というのは誤りですね。

 案内所でこういう本を入手しました。
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 68枚の万葉パネルの解説本です。小川町観光協会編で、青山学院大学の小川靖彦先生の監修。平成26年笠間書院刊です。

 この本では、先ほどの歌はこのようになっています。
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 パネルの誤りはきちんと直されています。また、解説の分量が違うとはいえ、本の方がずっと適切な解説になっていましょう。小川先生、きっちりと監修されています。(^_^)

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コメント

連日のレポートありがとうございます。
仙覚は・・・恥ずかしながらつい数年前まで、鎌倉に会って註釈の作業を続けていたのだとの思い込みがあって(何の根拠もなくです。ただ鎌倉時代だから鎌倉かな、と思ったのがそのまま自分の中では固定されてしまいました)、私のブログのリンクの欄にある「孔雀のいる庭(比企氏と仙覚を追いかけていらっしゃいます)」で、そうじゃあないことを教えて頂きました。

ほんとうに思い込みは怖い・・・なあ・・・

三友亭主人さん

 小川町に行ったのは、前橋での講座の材料にもしようという思いがありました。(^_^;

 私は、さらに恥ずかしいことに、仙覚がどこにいたのかについて、さっぱり関心がありませんでした。(^_^;

 鎌倉では比企谷にいたそうですね。鎌倉の比企谷と武蔵の比企郡、偶然とも考えにくいので、やはり比企氏と関係があったと見るべきものかもしれませんね。

 「孔雀のいる庭」見て来ました。

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