新町で公開講座、額田王
今日は新町で公開講座をしてきました。先週の月曜日に続き、第2回目で、テーマは額田王です。レジュメはこちら。
今回5回のうち、1回目の有間皇子と2回目の額田王は決めていたのですが、3回目以降をどうするか迷っていました。それが、今日の講座の休憩時間に受講生の方の質問を受けているときのやりとりで、旅人、憶良、上野国東歌を扱うことに決めました。これで無事に残り3回分確定です。
1人であれこれ考えても決まらなかったのに、受講生との短いやり取りであっさり決まりました。そういうことが大切なのかもしれませんね。
額田王の歌は全部で12首と記憶していましたので、講座でそのように話したら、受講生の方から11首ではありませんかという質問を受けました。
「君待つと我が恋ひをれば我が宿の簾動かし秋の風吹く」という歌が、巻4と巻8とに重出していますので、歌数の差はそのせいかと思い、そのように説明し、私の宿題にしました。
帰宅してから早速数えてみたら、11首でも12首でもなく、13首ありました。(^_^; しかし、重出の2首を1首と数えれば12首となります。間違ってはいなかったようでほっとしました。(^_^)
上の写真は紫草です。4年前の6月7日に春日大社の万葉植物園で撮りました。

上の写真は紫草です。4年前の6月7日に春日大社の万葉植物園で撮りました。
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